2025年11月21日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第260号■
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◇トピックス
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〇受賞
申 惠媛著『エスニック空間の社会学:新大久保の成立・展開に見る地域社会
の再編』が第24回日本社会学会奨励賞(著書の部)を受賞いたしました。第50
回藤田賞につづいての受賞です。
申惠媛先生、受賞おめでとうございます。
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b640719.html
〇イベント情報
『ワードマップ ベルクソン』の出版を記念いたしまして、2026年2月24日、
代官山 蔦屋書店にてトークイベントが開催されます。編者の村山先生、平井
先生、酒井先生が出演予定。詳細が分かり次第、小社サイト、twitterなどで
お知らせいたします。
〇採用情報
編集者、若干名を募集しております。詳細は下記をご覧ください。
https://www.shin-yo-sha.co.jp/news/n62340.html
◇近刊情報
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2025年11月28日 取次店搬入
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『ロボットの悲しみ 新装版』
──コミュニケーションをめぐる人とロボットの生態学
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岡田美智男・松本光太郎 編著
四六判並製224頁・本体価格2300円
ISBN 978-4-7885-1903-9 C1011
分野=認知科学・心理学・ロボット工学
人助けのために生まれながら,本当に人の代わりにはなれないロボット。日常
生活の中に繰り出し始めたロボットと人はどうコミュニケーションしあえるの
か? ロボットやAIの領域で、未だ克服されない課題を十年前に指摘。品切だ
った好著を新装復刊。
編者
岡田美智男 豊橋技術科学大学名誉教授、筑紫女学園大学副学長
松本光太郎 茨城大学人文社会科学部教授
目次
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b670057.html
○新曜社ウェブマガジン「クラルス」
『ロボットの悲しみ』から10年後の再検討──
「のようなもの」をめぐって(松本光太郎)
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/8717
2025年12月中旬発売予定
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『文化と戦争』
──なぜアメリカは「ベトナムの失敗」をくり返すのか
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平田久典著
A5判上製656頁・本体価格6300円
ISBN 978-4-7885-1904-6 C3031
分野=政治学・歴史・社会学・哲学・思想・科学
外交・戦争において、なぜアメリカは「外国の歴史・文化に対する無知・無関
心」という失敗をくり返すのか。現在にまで続くこの病理を、アメリカ国民文
化やその起源であるヨーロッパ文明という二つの視座から考究する。
*国際政治学の枠をこえ、歴史学や社会学、人類学、経済学、心理学、哲学、
異文化コミュニケーション論などにもとづいた、分野横断的な意欲作。
*アメリカの外交政策や戦略文化の根底にある国民文化を理解することは、今
後の安全保障環境を考えるうえで喫緊の課題となる。
著者
安全保障研究家、ライター。英キングズ・カレッジ・ロンドンにて修士号取得
(戦争学専攻/遠隔教育)、北京大学国際関係学院にて博士号取得(安全保障
専攻)。
目次
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b670232.html
2026年1月上旬発売予定
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『ワードマップ ベルクソン』
──諸学と協働する哲学
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村山達也・平井靖史・三宅岳史・伊東俊彦・酒井泰斗編著
四六判並製294頁・本体2900円 ISBN 978-4-7885-1906-0 C1010
分野=政治学・歴史・社会学・哲学・思想・科学
同時代の諸学をありったけ渉猟し社会と深くかかわる知識人として時間・心・
生命・道徳・宗教をめぐり考え続けたベルクソン。学問を無視して生きること
も学問だけを手掛かりに生きることもできない今を生きる私たちに向けた誠実
で明快な入門書。
*広い研究範囲と独自用語で捉えにくいベルクソンを主著の紹介とキーワード
解説を軸に解きほぐす
*広大な活動範囲を解説するコラムも充実
編著者
村山達也 東北大学文学部教授
平井靖史 慶應義塾大学文学部教授
三宅岳史 香川大学教育学部教授 伊東俊彦 相模女子大学人間社会学部教授
酒井泰斗 会社員
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編集後記
学会は書籍販売の貴重な機会だ。先日11月15日-16日は、東京国立の一橋大学
で開催された日本社会学会に出展、書籍の宣伝・販売をはじめ、著者の先生へ
のごあいさつなど充実した二日間となった。
この学会でお会いするのを楽しみにしているのが、いなほ書房の星田さん。星
田さんはこの学会のために社会学関連の古書を展示・紹介しているのだが、じ
つは珈琲店経営情報誌、季刊「珈琲と文化」の発行者だ。この雑誌、現在138
号ということだからなんと40年以上も続けられている。いわば日本の珈琲文化
の生き字引ともいうべき人物と古い社会学の先生や珈琲についての話をお聞き
するのはじつに楽しい、得難い時間だ。
『喫茶おじさん』原田 ひ香 著、小学館
主人公・松尾は早期退職して喫茶店をはじめ、そしてそれが失敗。多目にもら
った退職金を溶かしてしまい、夫婦仲は最悪という状況にあるが、いまなお喫
茶店めぐりに勤しみ、能書きをたれるという、いろいろ「分かっていない」男
だ。
松尾が訪れる喫茶店にはすべてモデルがあり、読む人が読めばあそこの喫茶店
と分かるような書き方になっている。本書を読んだあとの名店さがしも楽しみ
のひとつだろう。しかしこの著者、後期中年男が語る夢とその現実、その痛さ
を描くのがじつにうまく、読者(中年男性)の心は抉られ、削られていくこと
は保証する。
小説最後の松尾の挑戦は、本書によって抉られ削られた読者(中年男)に夢と
希望を与える。初心に戻り、一からコーヒーを淹れることを志す松尾。最初の
店、始める前からやっておくことだよなとツッコミ読みをしたくなるところな
のだが、とにかく濃いコーヒーをいれることを志す松尾。そうだ、うっすーい、
流行りの小洒落たコーヒーなんてコーヒーじゃない。とにかく濃い、苦ーいお
前のコーヒーが飲みたいぞ、松尾。と、思わず感情移入して応援したくなる。
オッサンがオッサンにお勧めしたい一冊だ。(N)
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◇奥付
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次回発行は2025年12月下旬頃を予定しております。
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