著者インタビュー『ジャーナリズムと記憶の社会学』著者、佐藤信吾さん@毎日新聞 2026年8月15日付
『ジャーナリズムと記憶の社会学』著者、佐藤信吾さんへのインタビューが「毎日新聞」2026年8月15日付に掲載されました。文と写真は栗原俊雄氏。ありがとうございます。
毎年の大戦報道 意義と未来
メディアは毎年8月、集中的に過去の戦争をふり返る。「日々のニュースを扱うメディアがなぜアジア・太平洋戦争を報じるのか」。その問題設定が、本書の出発点だ。「8月ジャーナリズム」に関する従来の研究について、「ニュースの内容、何が報じられ何が報じられなかったのかを中心に問題点を明らかにしてきました。それだけでは批判されながら続いてきた理由や、報じる当事者にとっての意義が見えてきません」。
・・・・・・
膨大な先行研究や同時代の論考を読み込む。一方で激戦地でありながら、日本の戦争報道が詳しく伝えてこなかったフィリピンの戦跡などに足を運ぶ。体験者の聞き取りも。資料の渉猟と、現地調査。「知の二刀流」が持ち味だ。32歳の若さ。長く豊かな研究の未来に期待したい。
(文と写真 栗原俊雄氏)
佐藤信吾 著
戦場体験者なき時代の八月ジャーナリズムへ
出版年月日 2026/07/03
ISBN 9784788519305
4-6判280頁・定価3630円
« 書評 木村忠正 著『ネット世論の構造』@週刊読書人 2026年8月14日付 | トップページ | 書評 木村忠正著『ネット世論の構造』@産経新聞 2026年8月23日付 »
「書評」カテゴリの記事
- 書評 木村忠正著『ネット世論の構造』@産経新聞 2026年8月23日付(2026.08.25)
- 著者インタビュー『ジャーナリズムと記憶の社会学』著者、佐藤信吾さん@毎日新聞 2026年8月15日付(2026.08.19)
- 書評 木村忠正 著『ネット世論の構造』@週刊読書人 2026年8月14日付(2026.08.17)
- 書評 菅沼 明正 著『流転する伝統』@東京新聞 2026年7月4日付ほか(2026.05.27)
- 紹介 「毎日新聞」2026年5月4日付「今を生きる、今を書く:今読むべき一冊(その5)」=町田樹/67(2026.05.12)
« 書評 木村忠正 著『ネット世論の構造』@週刊読書人 2026年8月14日付 | トップページ | 書評 木村忠正著『ネット世論の構造』@産経新聞 2026年8月23日付 »



コメント