◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第261号■
2025年12月18日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第261号■
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◇トピックス
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〇書評
柿原 泰・加藤茂生・萩原優騎 編 『村上陽一郎の〈科学・技術と社会〉論
その批判的継承と発展』の書評が、「週刊読書人」2025年12月12日付に掲載されました。
評者は愼 蒼健氏。愼先生、ご書評いただきありがとうございます。
https://www.shin-yo-sha.co.jp/news/n62847.html
◇近刊情報
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2026年1月9日 取次店搬入
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『イマジネーション講義』 ──フィクションの現象学
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ポール・リクール 著
ジョージ・H・テイラー、ロバート・D・スウィーニー、
ジャン=リュック・アマルリック、パトリック・F・クロスビー 編
山野弘樹 訳
A5判上製528頁・本体6500円(税別)
ISBN 978-4-7885-1907-7 C3010
分野=哲学・思想
想像力は世界を創造する。真に存在するものやその写しを考察の主題としてきた西洋思想において、
フィクションの力は過小評価されてきた。本講義でリクールは、現実の軛から我々を解き放ち、新
たな現実を創り出すイマジネーションの理論を構想する。
*著者の死後、ながらく未発表となっていた講義録をついに邦訳。
*アリストテレスからはじまり、カントやウィトゲンシュタイン、フッサール、サルトルらの議論
を踏まえて、イマジネーションに哲学的な価値を与える。
著者:フランスの哲学者。主著に『生きた隠喩』や『時間と物語』、『記憶・歴史・忘却』など。
訳者:千葉工業大学非常勤講師 著書に『対話の思考法 相手とぶつからないコミュニケーション』
(角川新書) 、『20代からの文章読解~人文学的思考を鍛える「読み方」10講 』(大和書房)、
『VTuberの哲学』(春秋社)、『独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」 (講談社現代新書) 。
目次
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b671462.html
2026年1月中旬発売予定
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『「混血児問題」の歴史社会学』 ──戦後日本の人種的境界
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有賀ゆうアニース著
四六判上製344頁・本体3900円(税別)
ISBN 978-4-7885-1908-4 C3036
分野=社会学
戦後日本は「日本人」と「混血児」の境界をいかに設定してきたか。ある歴史的・社会的文脈のもと、
人種が他の属性や制度と結びつくことで、「混血児」はいかに包摂/排除されてきたのか。人種という
境界が人々の経験を形づくる仕組みを明らかにする。
*「人種差別」に限らず「差別」を考えるうえで、本書のアプローチは有効な示唆を与える。
*第六回東京大学而立賞受賞
著者:大阪公立大学経済学研究科特別研究員PD
目次
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b671872.html
2026年1月下旬発売予定
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『書とともに現場(フィールド)へ出よう』 ──アクションリサーチ・オン・ブックス
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矢守克也 著
四六判並製368頁・本体2800円(税別)
ISBN 978-4-7885-1909-1 C1011
分野=心理学
当事者と研究者が共に社会の問題解決に挑むアクションリサーチ。実践的に考え理論的に行動することが求められる。
でも、いったいどうやって? 著者は多様な書物と現場の間を深い次元で往還する。その思考と実践の軌跡をつまび
らかにする書評論集。
*研究書から小説まで、全21冊を取り上げる。
*著者は社会心理学を専門とし、アクションリサーチで防災・減災にアプローチする第一人者。
著者:京都大学防災研究所 教授 著書に『アクションリサーチ』、『アクションリサーチ・イン・アクション』、
編著に『天変地異のオープンサイエンス』など。
2026年1月下旬発売予定
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『事実のあと』 ──二つの国の四〇年と人類学者
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クリフォード・ギアツ 著
小泉潤二 訳
四六判上製288頁・本体4800円(税別)
ISBN 978-4-7885-1905-3 C1039
分野=文化人類学・現代思想
人類学のみならず人文社会科学全般に解釈学的転回をもたらしたギアツ。自身のフィールドワークを振り返りなが
ら、「事実とは何か、事実を知るとはどういうことか」を理解しようとした彼の思想と方法の核心を具体的に語る
「自伝」、文化人類学「入門」。
*ギアツの文章は難解で知られ、これまで不十分な翻訳が多かったが、本書は米国で同僚だった訳者による、著者
の意図にそった的確な訳文で紹介される。
*巻末には、ギアツの思想の最適なガイドとなる訳者の論考「構築される事実」を付す。
著者:「解釈学的転回」で知られる、20世紀を代表するアメリカの文化人類学者。著書に『ヌガラ』(みすず書房)、
『文化の解釈学』『ローカル・ノレッジ』(岩波書店)など。
訳者:日本の文化人類学者。大阪大学名誉教授
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編集後記
NHKの朝ドラ「ばけばけ」が、私の半径30メートル以内のおじさん友だちの間でも話題だ。ハンバート・ハンバートが
歌う主題歌も人気で、どこかひびくものがあるのだろう。「中山さん知ってた? 日露戦争あたりのことを歌った歌ら
しいよ」「いや、知らなかったです」「でもなんか今を歌ってるよねー」などというおっさんたちの他愛のない会話が
じつに微笑ましい。
ドラマではようやく「KWAIDAN」に近づいてきたが、この怪談、今「怪談師」といわれるパフォーマーがたくさんいる
という。Amazonプライムでもこうした怪談師が淡々と怖い話を語る番組が多くあるくらいだから、YouTubeにもきっとわ
んさかそんな映像があることと思う。ちなみにAmazonプライムでは、山の怖い話に特化した山岳怪談というジャンルを
切り開いた、安曇潤平さんの語りをお勧めしたい。山に登ったときに思い出すとじつに味わい深い。
昨年、雑誌「BRUTUS」2024年8月15日号では「もっと怖いものみたさ。」という特集を組んでいた。ペラペラめくると
この雑誌の23-24頁がなんと白紙。24頁右下には「このページは破って捨ててください。」とある。これは印刷ミスな
のだろうか、だとしたら担当者は震え上がったのではないだろうか。あるいは破って捨てたら何かが起きる呪いでもか
けているのではないか.......いろいろ怖い話が掲載された特集であったが、この白紙より怖いものはなかった。じつに
パフォーマティブな演出だった。
さて「ばけばけ」の話にもどると、もしかして松江でこのドラマが終わるのではないか。それが私のもっかの関心事だ。
実際の八雲は松江のあと、熊本、神戸、東京(焼津)などと転々とするわけで、松江滞在は一年だけ。この一年を半年
かけてドラマで描く。そんな贅沢なこと、NHKならやりそう。(N)
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◇奥付
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次回発行は2026年1月下旬頃を予定しております。
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