書評 柿原 泰・加藤茂生・萩原優騎 編 『村上陽一郎の〈科学・技術と社会〉論』 @「週刊読書人」2025年12月12日付
柿原 泰・加藤茂生・萩原優騎 編 『村上陽一郎の〈科学・技術と社会〉論 その批判的継承と発展』の書評が、「週刊読書人」2025年12月12日付に掲載されました。評者は愼 蒼健氏。愼先生、ご書評いただきありがとうございます。
「本書は、2016年に刊行された柿原泰・加藤茂生・川田勝編『村上陽一郎の科学論 批判と応答』(新曜社)の続編である。前著が科学史・科学哲学を中心とする前期村上科学論・論であるとすれば、本書(柿原泰・加藤茂生・萩原優騎編『村上陽一郎の〈科学・技術と社会〉論 その批判的継承と発展』(新曜社)は、1990年代半ば以降の〈科学・技術と社会〉をめぐる議論の検討、つまり後期村上科学論・論である。……
……
インタビューでは、数々の興味深いエピソードが紹介され、村上が自身について語っている。評者はその中から、「熱い」村上と「冷めた」村上の両面を挙げておこうと思う。……
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日本の現代科学論史というものを構想するとすれば、村上陽一郎は欠かせない研究対象であり、歴史研究者は村上の学問だけでなく、その人生に関心を抱く必要がある。本書は前著と並び、『歴史としての村上科学論』(村上陽一郎『歴史としての科学』のオマージュとして)の地平を切り開く端緒となるだろう」
村上陽一郎の〈科学・技術と社会〉論
その批判的継承と発展
出版年月日 2025/03/25
ISBN 9784788518766
四六判290頁・定価3,850円(本体3,500円+税)
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