« 2025年7月 | トップページ | 2025年10月 »

2025年8月

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第257号■

2025年8月20日発行
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第257号■

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

◇トピックス
_________________________

●お知らせ
弊社ではこのメールマガジン「新曜社<新刊の御案内>」を
メールマガジン配信会社から配信しておりますが、
配信会社のメール・広告が煩わしいという声を受けまして、
弊社からのメーリングリスト配信も行っております。

ご希望の方は下記フォームよりメールアドレスをご記入ください。
(ご登録いただきましたアドレスは配信以外には使用いたしません)
https://forms.gle/NC7HB16L25rCfuxm8



〇書評
ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

「図書新聞」2025年7月26日号は「2025年上半期読書アンケート」号です。毎年恒例のこの企画に、自社本がとりあげられるとじつにうれしいのです。今回は坂野 徹先生に『村上陽一郎の〈科学・技術と社会〉論 その批判的継承と発展 』を、山本 圭先生にネオリベラリズム概念の系譜 1834-2022』おとりあげいただきました。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-71afb1.html


下村晃平著『ネオリベラリズム概念の系譜1834-2022』の書評が「図書新聞」2025年8月2日付に掲載されました。評者は清水 習先生。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2025/07/post-4e2bee.html



〇フェア
ジュンク堂書店三宮店 5階新刊話題書裏側フェアコーナーにて心理学書ブックフェア「非認知能力を育む」を展開しております。ノーベル経済学賞を受賞したへックマンが言及して以来、近年また注目されるこの能力に注目したフェアです。是非お立ち寄りください。
https://x.com/junku_sannomiya/status/1952260267892764960



○新曜社ウェブマガジン「クラルス」

『ロボットの悲しみ』から10年後の再検討──
「のようなもの」をめぐって(松本光太郎)
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/8717

※『ロボットの悲しみ』は品切れ・重版未定です。



◇近刊情報
_________________________


2025年9月中旬発売
--------------------------------------------------
対象関係論の基礎 新装版
--------------------------------------------------

松木邦裕 編・監訳
A5判並製266頁・本体4200円+税
ISBN 978-4-7885-1891-9  C3011
分野=心理学・精神分析

ストレイチー、リビエール、アイザックス、ハイマン、グリンバーグ、モネー=カイルなど「対象関係論」を学ぶうえで必読の文献を精選し完訳収録。初学者に向けた用語・理論解説や、先達の神髄を吟味する解題を付した名著を新装して復刊する。

*長らく入手困難であり、古書市場で高騰していた名著が新装版として待望の復刊

編者・監訳者
松木邦裕:京都大学名誉教授



_________________________


2025年9月下旬発売
--------------------------------------------------
境界で息をする
─旅する研究者の自己エスノグラフィー
--------------------------------------------------

蔡 イン錫(チェ・インソク)※インは草冠に仁
四六判並製384頁・本体3200円+税
ISBN 978-4-7885-1897-1  C0036
分野=社会学・質的研究

経営学者という看板の代わりにバックパックを背負い世界へ。旅先での理想と現実のはざまでもがく若者たちとの出会いが、韓国で生まれ育ち、日本に職を得て生活を営む著者自身の多層的な歩みを振り返る道を拓いた。迷い、悩み、変容する私を真摯に綴る。

*自己(オート)エスノグラフィーは、「私(書き手)」の経験を主題とし、自らを観察・記述する研究手法です。
近年、心理学、社会学、人類学をはじめ、芸術など分野を横断する研究領域においても注目を集めています。

編者
チェ・インソク:専修大学経営学部教授

弊社関連書
土元哲平・桂悠介・サトウタツヤ 編
『ワードマップ オートエスノグラフィー・マッピング』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b667329.html

トニー・E・アダムスほか 著
松澤和正・佐藤美保 訳
『オートエスノグラフィー 質的研究を再考し、表現するための実践ガイド』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b614738.html



_________________________


編集後記


立秋から2週間ほどたち、朝晩は涼しい風が吹くようになってきた。


……そう思えば朝晩の風をかすかに涼とも感じられようか。「断腸亭日乗」をめくってみると、永井荷風は立秋のころ、風とともに虫の音に敏感である。1922年は「此日西風颯々(さつさつ)。夜虫語を聞く」(8月8日)、28年は「未だ虫の音をきかず」(11日)、38年は「黄昏早くも蟋蟀(こおろぎ)の鳴くをきく」(10日)といったぐあいだ。……

8/7 日経新聞 春秋の引用だが、これを読んで『断腸亭日乗』が気になった。以前気になって岩波文庫を購入していたこともあり、積読の中から探して読みはじめたはいいが、お恥ずかしながら読み慣れない文体で私には難しかった。


『荷風の昭和』〈前編〉〈後編〉(川本三郎/著、新潮選書)


そこで手に取ったのが本書。
『断腸亭日乗』ほか永井荷風の全作品を徹底的に読み込んだ著者が、「これを書き上げたらいつ死んでもいい」と筆を振るった、荷風論にして昭和論。前編後編で1000頁超の大作である。

千葉県市川市住みとしては、荷風が市川市菅野に移り住んでからの部分を特に興味深く読んだ。

川本氏によると、花や緑の多い菅野を荷風は気に入ったようだ。
菅野の街を「げにもうつくしき里」と絶賛している。

市川市の菅野周辺は現在も保存樹木として松の木が多く残されているのだが、昭和22年に書かれた随筆「葛飾土産」によると、荷風は松の小枝や松ぼっくりを拾って米を炊く薪がわりにしていたそうだ。一人暮らしの生活の知恵といえようか、と川本氏は読み解いている。

「文豪」のイメージが強かったが、上記のような市川市内を散歩する様子などを読んで、なんだか身近に感じてしまう。
もう少し涼しくなったら、荷風の歩いた菅野の街を子と一緒に散歩したい(H)


_________________________

◇奥付
_________________________

□電子メールマガジン:「新曜社<新刊の御案内> 」(不定期発行)
□HPアドレス https://www.shin-yo-sha.co.jp/
□blog:新曜社通信 https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/
□twitterもよろしく:https://twitter.com/shin_yo_sha
□このメルマガは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
□購読・解除・変更手続きは http://www.mag2.com/ より行って下さい。
□掲載された内容を許可無く転載することを禁じます。
□発行:株式会社新曜社 営業部
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-9 幸保ビル
電話  03(3264)4973(代)
FAX 03(3239)2958
e-mail info@shin-yo-sha.co.jp
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
次回発行は2025年9月下旬頃を予定しております。

« 2025年7月 | トップページ | 2025年10月 »

検索


  • カスタム検索
2026年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ツイッター

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

タイトルのみ表示


サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想