『戦艦大和の歴史社会学』著者、塚原真梨佳先生 朝日新聞夕刊 2025年5月14日付にご寄稿
『戦艦大和の歴史社会学』の著者、塚原真梨佳先生が 朝日新聞夕刊 2025年5月14日付「にじいろの議」にご寄稿されました。掲載紙ご担当者様にお礼申し上げます
……
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……さらに、そもそも大和のような世界一の戦艦をかつての日本が造り得たという歴史的事実そのものが、科学技術による復興・立国を目指した戦後の日本国民を大いに鼓舞した。つまり、大和は戦艦からタンカーやカメラに姿を変え、技術的遺産を戦後社会にもたらすことで、科学技術立国日本の礎となったばかりでなく、科学技術立国の国民としての日本人のアイデンティティーの礎ともなり得たのである。
しかし、このような大和の物語において、大和が戦争に用いられた兵器であったという事実が忘却されることには留意が必要だ。……
……今年は戦後80年。大和が戦後社会の礎でもあるならば、科学技術立国を追求してきた我々の戦後80年の歩みを振り返る意味でも、日本人にとって戦艦大和とは何であったかを検証する作業は重要だ。......
塚原真梨佳 著
『戦艦大和の歴史社会学』
軍事技術と日本の自画像
出版年月日 2025/02/28
ISBN 9784788518704
4-6判304ページ・定価3,520円
在庫 在庫あり
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