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2025年2月

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第252号■

2025年2月20日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第252号■

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◇トピックス
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●お知らせ
弊社ではこのメールマガジン「新曜社<新刊の御案内>」を
メールマガジン配信会社から配信しておりますが、
配信会社のメール・広告が煩わしいという声を受けまして、
弊社からのメーリングリスト配信も行っております。

ご希望の方は下記フォームよりメールアドレスをご記入ください。
(ご登録いただきましたアドレスは配信以外には使用いたしません)
https://forms.gle/NC7HB16L25rCfuxm8



〇新刊情報

1月刊行の『文章に生きる』売れ行き順調です。
作家チェーホフに学びながら、エスノグラフィーとクリエイティブ・ノンフィクションが出会う交差点で、心を引き込む文章をつくる技を身につける実践的マニュアルです。
HPにてためし読みを公開中です。下記よりぜひご覧ください。

『文章に生きる』
目次、ためし読み
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b656180.html



〇書評
ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。

「新潮」2025年3月号にて三浦耕吉郎 著『自然死(老衰)で逝くということ:グループホーム「わたしの家」で父を看取る』の書評が掲載されました。評者は古川真人氏。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2025/02/post-4df6ce.html



〇フェア
うさぎやTSUTAYA自治医大店さまにて新曜社フェアを開催中です。
哲学・心理・看護を中心に、普段店頭に並ばない本も展開しております。
ぜひお立ち寄りください。2月末まで展開予定です。
https://x.com/shin_yo_sha/status/1869625927833104457



○新曜社ウェブマガジン「クラルス」

横山草介先生より
楠見友輔 著『アンラーニング質的研究──表象の危機と生成変化』の書評をいただきました。ぜひご一読ください。
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/8151



◇近刊情報
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2025年3月3日発売
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現代南インドの女性たち
─カーストがもたらす規範と幸福
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西村祐子 著
四六判並製368頁・本体3400円+税
ISBN 978-4-7885-1878-0  C1039
分野=人類学

大国インドの成長を牽引する南インド社会。その基盤には、伝統的な親族構造と婚姻制度のもとで暮らす女性たちの姿があった。ある商業カーストを事例に、親族集団に富と人脈をもたらす女性たちの生き様をヴィヴィッドに描き出す。


*通俗的な理解とは異なる「カースト」の実際の姿を、フィールドワークや文献調査をもとに提示する。

著者
西村祐子:駒澤大学総合教育研究部教授

目次
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b658755.html



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2025年3月上旬発売
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子どもに寄り添う「観察マインド」
─思いやりのある支援に生かす
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西野将史・前川あさ美 著
B5判並製112頁(カラー1頁)・本体2400円+税
ISBN 978-4-7885-1873-5  C1011
分野=心理臨床・発達心理・保育

心理的支援の土台となる関係性を育む「観察マインド」とは? 精神分析的乳幼児観察の手法をもとにした「観察・記録・対話」のコツと重要性をやさしく解説し、実際の観察場面も体験できるワークブック。心理職・対人援助職や子ども理解を目指す人に!

*なぜ子どもは、大人の「まなざし」ひとつで変わっていくのか

*フィールドにおける子ども観察・子ども理解のために


著者
西野将史:東京女子大学特任研究員 
前川あさ美:東京女子大学現代教養学部教授


弊社関連書
前川 あさ美・田中 健夫 著
『絵本がひらく心理臨床の世界』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b529507.html



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2025年3月中旬発売
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パフォーマンス・アクティヴィズム
─先駆者たちと今日のパイオニアたち
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ダン・フリードマン 著
茂呂雄二 訳
四六判並製448頁(仮)・本体4800円+税
ISBN 978-4-7885-1877-3  C1037
分野=パフォーマンス・市民運動・社会変革

劇場の制約を解き放ち、社会の現実を再構築する運動として発展してきたパフォーマンス・アクティヴィズムを歴史的に概観、世界中で進行する多様な実践を紹介。演劇・文化研究者、パフォーマンス実践者、教育者や地域社会の組織者にとって興味深い内容。


著者
ダン・フリードマン:East Side Institute研究員/カスティリョ劇場名誉芸術監督
茂呂雄二:東京成徳大学応用心理学部教授/筑波大学名誉教授


弊社関連書
香川秀太・有元典文・茂呂雄二 編
『パフォーマンス心理学入門』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455390.html



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2025年3月中旬発売
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子規に至る
─十九世紀俳句史再考
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秋尾 敏 著
四六判並製280頁・本体2700円+税
ISBN 978-4-7885-1875-9  C1091
分野=日本文学批評・俳句

俳句は子規により、江戸期の「月並」俳諧を否定して確立されたと考えられてきたが、子規ほどそれらを徹底研究した人はいない。江戸・幕末から明治にかけての俳句史を連続性の下に見て、「国学」という当時の世界観を軸に書き直そうとする画期的試み。

*従来、江戸と近代(明治)は別々に考察されてきたが、「十九世紀」という枠組みを設けることで、連続性と新しさが見えるようになった。


著者
秋尾 敏:全国俳誌協会会長、「軸」俳句会主宰


弊社関連書
秋尾 敏 著
『子規の近代』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b456222.html



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2025年3月下旬発売
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村上陽一郎の〈科学・技術と社会〉論
─その継承と発展
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柿原泰・加藤茂生・萩原優騎 編
四六判並製296頁・本体3500円+税
ISBN 978-4-7885-1876-6  C1040
分野=科学論・医療・安全学・寛容論

日本の科学史・科学哲学を長く牽引してきた村上陽一郎は、さらに科学・技術と社会の関係にも関心を広げ、医療論・安全学・寛容論・教養論などに旺盛な発言をしている。前著につづいて本書では、新たな展開を中心に村上の仕事の意義と可能性を論じる。

*前著『村上陽一郎の科学論』にひきつづき、新たな展開として安全学(市野川容孝)、医療論(林真理)、寛容論(萩原優騎)、教養論(藤垣裕子)などを論じてもらう。


著者
柿原泰:東京海洋大学教授
加藤茂生:早稲田大学准教授
萩原優騎:東京海洋大学准教授


弊社関連書
柿原 泰・加藤 茂生・川田 勝 編
『村上陽一郎の科学論』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455500.html



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2025年3月下旬発売
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天変地異のオープンサイエンス
─みんなでつくる科学のカタチ
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矢守克也 編著
四六判並製250頁・本体2700円+税
ISBN 978-4-7885-1879-7  C1036
分野=環境・震災・都市・地域社会

市民に開かれた自然災害科学をいかに創るか?いまこそオープンサイエンスによる防災・減災の変革が求められている。一般市民との地震観測やミニ・パブリックス、ITを利用した協働、途上国での活動例まで。市民参画型科学の多様な実践と事例を紹介。

*オープンサイエンスとは、科学研究を社会により開かれた活動へと変革する運動のこと。

*防災・減災研究の第一人者、矢守克也先生の最新刊。

*阪神・淡路大震災から30年。これまでにない新たな災害研究のカタチを提案。


著者
矢守克也:京都大学防災研究所教授


弊社関連書
矢守 克也・宮本 匠 編
『現場(フィールド)でつくる減災学』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b455538.html


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2025年3月中旬発売
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質的心理学研究 第24号
─特集 「障害」と「病い」をめぐる質的研究
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日本質的心理学会『質的心理学研究』編集委員会 編
B5判並製384頁・本体4200円+税
ISBN 978-4-7885-1874-2  C1011
分野=質的研究・心理学

「障害」や「病い」の定義や社会的イメージはどのように変わってきたのか。特集では、従来の知見の再検証、あるいは新たな研究方法論を打ち出すことを目指す。本人、家族、支援者等の多様な経験が豊かに記述された特集論文11本と、一般論文9本を収載。


「質的心理学研究」
https://www.shin-yo-sha.co.jp/search/s13251.html


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編集後記


 NHKのラジオ講座「まいにちハングル講座」でハングルの勉強をはじめて2年が経とうとしている。現在の放送は一年半前の再放送で、講師は石田美智代さん。勉強はじめに彼女の放送にあたったことが継続できている理由のひとつだ。

 ハングルを学習するにあたっては、まず耳から入ってみようと思い、一年は聞くことに徹してみた。50歳を過ぎると聴力も記憶力も格段に落ちる。同じフレーズを100回聴いてもなにひとつ覚えていないという経験に、感動すら覚える。

 記憶において文字の重要性が分かってきたところで、書くこと、読むことの段階に進んだ。目の衰えもあり四苦八苦しながらも、このごろようやくハングル文字に慣れてきた。あの文字がなんと発音時の口の形を表していると知ったときの驚きときたら! あいかわらず学習に進歩はみられないが、かつての若いころの語学学習と違い、上達への切迫感というか焦燥はもはやなく、日課の散歩のような心地で外国語にふれるのはとても楽しい。とはいうものの、BIGBANGの「春夏秋冬」をカラオケで歌い、アン・ドヒョンの詩を暗誦できるようになりたいものだ。
 
 野間秀樹著『[新版]ハングルの誕生 人間にとって文字とは何か』(平凡社ライブラリー)

 本書は一五世紀に朝鮮半島に生まれた文字体系=ハングルがいかなるもので、どのような仕組みになっており、どのように生まれ来たのかを考察する。それはハングルにとどまらず、音によって成り立っている〈ことば〉というものが、いったい如何にして〈文字〉というものに造り上げられるのかという不思議、秘密に迫る探究でもある。話されたことばを音の世界、書かれたことばを光の世界とする言語の存在様式についての理論は、じつに刺激的だ。

 なかなか理解が及ばずノートをとりながら読み進めているが、漢字漢文世界が支配する世界に起きた訓民正音= ハングル誕生のエクリチュール革命はそのままドラマになるなあ、と思ったらすでに映像化されていた(「大王世宗」「根の深い木」)。近いうちに観てみようと思う。(N)


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◇奥付
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電話  03(3264)4973(代)
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次回発行は2025年3月下旬を予定しております。

書評 三浦耕吉郎 著『自然死(老衰)で逝くということ』@「新潮」2025年3月号

「新潮」2025年3月号にて 三浦耕吉郎 著『自然死(老衰)で逝くということ:グループホーム「わたしの家」で父を看取る』の書評が掲載されました。評者は古川真人氏。ご書評くださいました先生、掲載誌ご担当者様にこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。


あくまでも生のために

......
(本書において)なによりの眼目とされているのは、あくまでも死が避けがたいものであるときに、その瞬間にいたるまでの生をいかによいものにするか、である。本書は〈終末期における「医療との距離化」〉ということばについて繰りかえし言及する。これは過剰な延命治療を「しない」(医療的介入から距離をとりつつ)で、いましも息を引き取ろうとしている、しかし、現に生きている者のために望ましいこと、くつろげることを(ばあいによっては適切なかたちで施療もしつつ)「する」という、まさに専門的な集団によって達成し得る、曲芸的な末期の介添えである。そしてその粋を集めた技巧の一切は生者にこそ向けられる。そもそも、われわれは死者に対してはなにも「する」ことはできないのだ。

 では、「わたしの家」の中において、ひとびとはなにを「する」のか、また「しない」のか。著者の父の容態が、安静に返ることもありつつ、しかしやはり刻々と最後の局面に向かいつつあるとき、スタッフは〈私〉にこう申し出た。

……

9784788518520  自然死(老衰)で逝くということ
 グループホーム「わたしの家」で父を看取る

 三浦 耕吉郎 著
 
2024/08/31
 ISBN 9784788518520 
 四六判232頁 定価 2420円
 在庫 在庫あり

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