◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第251号■
2025年1月28日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第251号■
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◇トピックス
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●お知らせ
弊社ではこのメールマガジン「新曜社<新刊の御案内>」を
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弊社からのメーリングリスト配信も行っております。
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〇新刊情報
1月刊行の『文章に生きる』売れ行き順調です。
作家チェーホフに学びながら、エスノグラフィーとクリエイティブ・ノンフィクションが出会う交差点で、心を引き込む文章をつくる技を身につける実践的マニュアルです。
HPにてためし読みを公開中。下記よりぜひご覧ください。
『文章に生きる』
目次、ためし読み
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b656180.html
〇書評
ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
「2024年回顧 動向収穫 社会学」@週刊読書人 2024年12月20日付にて弊社書籍、
申 惠媛 著『エスニック空間の社会学』
三浦耕吉郎 著『自然死(老衰)で逝くということ』
好井裕明 著『原爆映画の社会学』をお取りあげいただきました。
評者は石岡丈昇先生。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2024/12/post-45bff1.html
ダイヤモンド・オンライン ニュースな本にて『増補新版 生きのびるための犯罪(みち)』をお取り上げいただきました。
https://diamond.jp/ud/authors/6768e3d1905bd4c0e7000001
〇フェア
2024年12月11日より、丸善丸の内本店さま3階 心理学書棚にて
ブックフェア 「災害と心のケアを考える 阪神・淡路大震災から30年」を開催しております。
お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。
https://x.com/shin_yo_sha/status/1867422764615053439
うさぎやTSUTAYA自治医大店さまにて新曜社フェアを開催中です。
哲学・心理・看護を中心に、普段店頭に並ばない本も展開しております。
ぜひお立ち寄りください。
https://x.com/shin_yo_sha/status/1869625927833104457
○新曜社ウェブマガジン「クラルス」
横山草介先生より
楠見友輔 著『アンラーニング質的研究──表象の危機と生成変化』の書評をいただきました。ぜひご一読ください。
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/8151
◇近刊情報
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2025年2月下旬発売
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戦艦大和の歴史社会学
─軍事技術と日本の自画像
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塚原真梨佳 著
四六判上製304頁・本体3200円+税
ISBN 978-4-7885-1870-4 C3036
分野=社会学
敗戦の象徴である戦艦大和は、なぜ戦後日本の「民族の誇り」たりえたのか。
戦艦が日本人のアイデンティティに結びつく理路と、戦後平和主義の下でさえ戦艦を称揚した人々の意識を解明する。戦艦と日本をめぐるテクノ・ナショナリズムの歴史社会学。
*民生技術をおもな対象としてきた日本のテクノ・ナショナリズム研究において、軍事技術という角度から、戦後日本のもう一つの姿を描く。
*人々が軍事技術開発を肯定するようになる論理を分析した本書は、今後の安全保障・軍備の問題を議論するうえで重要な知見を提供する。
著者
塚原真梨佳:立命館アジア・日本研究機構専門研究員
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2025年2月下旬発売
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ネオリベラリズム概念の系譜1834-2022
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下村晃平 著
四六判上製320頁・本体4200円+税
ISBN 978-4-7885-1871-1 C3036
分野=社会学
現代社会を論じるための鍵概念である「ネオリベラリズム」。その多義性ゆえか、曖昧で濫用されがちな概念だとも批判される。では、本来はどのような用語として使われ出し、現在の錯綜した状況に至ったのか。ネオリベラリズム概念の誕生と展開を辿る。
*19世紀末から現在までを射程に収め、同用語の「生産・流通・受容」を多方面から検討した知識社会学的研究。
*本書で論じるように、「ネオリベラリズム」はもともと、古典的リベラリズムへの反省にもとづき、市場に対する国家の役割を肯定する用語として広く使用されていた。
著者
下村晃平:立命館大学衣笠総合研究機構専門研究員
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2025年2月下旬発売
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里山と地域社会の環境史
─多摩ニュータウンにおける社会変動と〈根ざしなおし〉
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岡田 航 著
A5判上製272頁・本体4200円+税
ISBN 978-4-7885-1872-8 C3036
分野=社会学
多摩ニュータウン開発により、八王子市堀之内から多くの自然が失われた。それでも、里山との暮らしを維持し続けてきた住民たちがいる。かれらにとって、里山とはいかなる空間なのか。里山との関係を持続させることの先に、住民たちは何を望んだのか。
*江戸時代から現代までの堀之内の環境史を描く、人と里山との400年。
著者
岡田 航:尚絅学院大学総合人間科学系社会部門准教授
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編集後記
2025年最初の新刊案内となります。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年11月~12月は千葉県内の「一箱古本市」に2週間に1度のペースで参加した。
私の実家は小さなミカン農家なので、実家のミカンを持っていったら、古本よりもミカンの方がよく売れて驚いた。なんと後日、ネットショップで3キロや5キロを箱で買ってくださる方もいた。
関西ではミカンと言えば和歌山の有田みかんというほど定番だが、東京近郊では食べたことがない方もおり、甘さと酸味のバランスが絶妙という感想をたくさんいただき、じつにうれしかった。
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『わたしの農継ぎ』(高橋久美子/著、ミシマ社)
著者は現在、愛媛と東京の二拠点で暮らし、愛媛で農家をしている。
本書は話題になった『その農地、私が買います』に続く2作目だ。
前作『その農地、私が買います』では、実家の畑をソーラーパネル業者に売ろうとした父と喧嘩し、東京に住みながらその土地を守るべく、2019年の秋に二拠点での生活を開始した話だった。
本書はコロナで帰省出来なかった時期を経て、本格的に二拠点生活をはじめた2022年から2024年9月頃までの奮闘をまとめたもので、章立ては冬ー春ー夏ー秋・・・・、と季節ごとになっている。
タイトルにある「農継ぎ」とは農地を引き継ぐだけではなく、技術や生き方、暮らし方も引き継ぐという意思をこめた造語だと著者は言う。
農作業、古くなった木の植え替えや、雑草や害虫との闘い、またせっかく作った作物を食べまくる増えすぎた猿やイノシシとの格闘の日々が綴られていく。
人間との格闘の話もある。ある日不動産屋がやってきて、周辺一帯の畑を買い取って鉄工所を建てたいという。祖父の残した木を守りたいと言う著者と家族がいたので対応できたが、「動物のでない土地を探しますので、お宅のみかん畑を売ってくれ」という不動産屋の甘言には、お父さんだけだったらコロッと騙されてしまったのではないだろうか。普段実家にいない自分としてはハラハラさせられ、いろいろと考えさせられた。
各章の終わりにはコラムが掲載されており、これもおもしろい。「二拠点生活、正直な話(地元編)」では、地元に実家と畑があるが、まだ帰りたくない方に二拠点生活をすすめている。二拠点で生活する人が増えると消滅を免れる町が増えると言われている。移住はあまりにハードルが高い、まずは二拠点生活を進めるほうがよいのではないか。年に何度かでも畑を手入れする大切さ、何があるかわからない時代に畑を持っておく意義がたしかにあるのだ。
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私自身、上京してきた時点ではミカン農家を継ぐ気は全くと言っていいほどなかったわけだが、ここ数年実家のミカン販売を担うようになり、農継ぎできるものならしたいという考えに変わりつつある。
一方で家庭もあり、距離やお金の問題もあり、難しいことに変わりはないわけだが、本書の著者のような人がいる事実が支えになる。
実家を離れ、ふるさとに農地を持ち、どうするか悩んでいる人に読んでほしい1冊だ。(H)
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次回発行は2025年2月下旬を予定しております。


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