書評 好井裕明著『原爆映画の社会学』 「週刊読書人」2024年9月13日付に掲載
好井裕明著『原爆映画の社会学』 の書評が「週刊読書人」2024年9月13日付に掲載されました。評者は福間良明先生。ご書評いただきましたこと、こころよりお礼申し上げます。
……それにしても、なぜ映画なのか。映画は本質的に「娯楽」である。「原爆」を扱った映画に限っても、『二十四時間の情事』のような恋愛映画、『はだしのゲン』のような少年もの、『ゴジラ』シリーズをはじめとする特撮怪獣映画など、「愉しめる」作品はじつに多い。『ひろしま』『黒い雨』といった当事者の苦悶に焦点を当てた作品もあるが、それらとて、ある種の「感動」と無縁ではない。愉しみのある日常に、「反戦」「反核」「継承」をめぐる思考をいかに織り込み、深めていくのか。言い換えれば、「啓発の回路」をそれのみで閉ざすのではなく、日常の世界にいかに接続するのか。こうした問題意識から、「原爆映画」を読み解いたのが、本書である。……
著者 好井 裕明 著
ジャンル 社会学
出版年月日 2024/08/08
ISBN 9784788518513
4-6判・416ページ
定価 3,960円(本体3,600円+税)
在庫 在庫あり
ジャンル 社会学
出版年月日 2024/08/08
ISBN 9784788518513
4-6判・416ページ
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