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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第246号■

2024年7月29日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第246号■

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◇トピックス
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●お知らせ

「新曜社総合図書目録2024 ver.2」ができました。
冊子版をご希望の方は、弊社問い合わせフォームよりご連絡ください。
PDF版は下記弊社サイトよりダウンロードしていただけます。
https://www.shin-yo-sha.co.jp/news/n57271.html

 

弊社ではこのメールマガジン「新曜社<新刊の御案内>」を
メールマガジン配信会社から配信しておりますが、
配信会社のメール・広告が煩わしいという声を受けまして、
弊社からのメーリングリスト配信も行っております。

ご希望の方は下記フォームよりメールアドレスをご記入ください。
(ご登録いただきましたアドレスは配信以外には使用いたしません)
https://forms.gle/NC7HB16L25rCfuxm8

 

〇受賞
2023年3月に刊行いたしました 麻生武 著 『6歳と3歳のおまけシール騒動 贈与と交換の子ども経済学』が、第30回日本子ども社会学会の「学術特別研究賞」を受賞いたしました。
麻生先生、おめでとうございます。

『6歳と3歳のおまけシール騒動 贈与と交換の子ども経済学』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b621962.html

 

〇書評
ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。


「世界」2024年8月号に、金菱清先生による「震災霊性論」の論考が掲載されました。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-e18b34.html


角田 燎著『陸軍将校たちの戦後史』が「世界」2024年8月号p248-253にて書評されました。評者は内田雅敏氏。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-450ab3.html


「図書新聞」2024年7月20日号に、金菱清著『生ける死者の震災霊性論』の書評が掲載されました。評者は麦倉 哲氏。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-53f7b3.html


関 礼子 編『語り継ぐ経験の居場所』の書評が、「図書新聞」2024年7月20日付に掲載されました。評者は平井勇介氏。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2024/07/post-433965.html

 

○新曜社ウェブマガジン「クラルス」

書評 
楠見友輔 著『アンラーニング質的研究――表象の危機と生成変化』(評:横山草介)
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/8151

 

◇近刊情報
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2024年8月上旬発売
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ヘルスヒューマニティーズ
─相互回復の実践・教育・研究
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木下康仁・井上麻未・糟谷知香江 編著
A5判並製320頁・予価3500円+税
ISBN 978-4-7885-1853-7  C1047
分野=医学・看護・福祉・人文科学・アート

病いや障害をもつ人とケアする人双方のウェルビーイングの向上を目的として、医学・看護・介護・教育とアート・人文学を融合する新しい学際領域、ヘルスヒューマニティーズ。その考え方と教育プログラム、幅広い領域の実践を紹介するわが国初の本。

*ケアをする人受ける人、相互の回復のための新しい理論と実践への招待

編著者
木下康仁:聖路加国際大学教授(本年3月に急逝されました)
井上麻未:聖路加国際大学教授
糟谷知香江:聖路加国際大学教授

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2024年8月中旬発売
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<それ>のあったところ
─ゲルハルト・リヒターへの≪ビルケナウ≫をめぐる四通の手紙
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ジョルジュ・ディディ=ユベルマン 著
西野路代 訳
四六判並製304頁・予価4900円+税
ISBN 978-4-7885-1856-8  C0070
分野=哲学・美学・芸術・歴史

アウシュビッツで囚人によって撮影され、奇跡的に外部に届けられた4枚の写真をもとに描かれたリヒターの≪ビルケナウ≫。空白のキャンバスから完成までを伴走した著者が改めてその謎の意義を問うべく作家に宛てた四つの書簡。巻頭カラー8頁。

*リヒター・ラウム(軽井沢)にて関連作品の個展開催中。


著者、訳者
ジョルジュ・ディディ=ユベルマン:哲学者、美術史家
西野路代:東京都立大学人文科学研究科 客員研究員


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2024年8月中旬発売
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ワードマップ 記号創発システム論
─来るべきAI共生社会の「意味」理解にむけて
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谷口忠大 編著
四六判並製300頁・本体2800円+税
ISBN 978-4-7885-1854-4  C1010
分野=哲学・科学・科学論

記号(言語)の意味はどのように成立しているのか? この根本問題に最先端のAI・ロボティクス研究者と、第一線の人文社会系研究者らが集い探求する新学融領域、記号創発システム論。来るべき生成AIとの共生社会を見通すための、初のキーワード集。

*人工知能、ネオ・サイバネティクス、プラグマティズム、現象学、発達心理学、ロボティクス、自由エネルギー原理、エナクティヴィズム……等々、人文学から工学まで20名を超える各分野の第一人者が執筆。


編著者
谷口忠大:京都大学大学院情報学研究科教授


「ワードマップ」シリーズ
https://www.shin-yo-sha.co.jp/search/?search_series=13241


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2024年8月中旬発売
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「アイドルの国」の性暴力 増補版
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内藤千珠子 著
四六判並製320頁・本体3100円+税
ISBN 978-4-7885-1855-1  C1090
分野=ジェンダー論・文学評論

現代日本の性暴力は女性アイドルと「慰安婦」に象徴されるとして、「性の商品化」「身体の経済化」の構造を鮮やかに摘出して好評だった前著に、さらに「ジャニーズ」問題という男性アイドルをめぐるスキャンダルにも同じ構造があることを指摘する。

*ジャニーズをめぐる性加害は以前から噂にはなっていたが、「見て見ぬふり」されてきた。この日本らしい習性を「伏字的死角」の働きとして読み解き、真の問題点を指摘。


著者
内藤千珠子:大妻女子大学文学部教授


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2024年8月下旬発売
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自然死(老衰)で逝くということ
─グループホーム「わたしの家」で父を看取る
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三浦耕吉郎 著
四六判並製232頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1852-0  C1036
分野=社会学・福祉・看護

超高齢者の終末期に過剰な医療的措置を施されたり、尊厳死という死の自己決定を強いられたりすることなく、いかにして自然死(老衰死)を迎えることができるか。実父の最期の6日間の介護記録から、日常的なケア以外は何もせずに看取る作法を考える。

*「老衰」が日本における死因の第3位を占める今日において、人の終末期のあり方を問う。
*介護記録と当時の経験や参与観察、およびその後のグループホームでのインタビューをもとに綴られた社会学的エッセイの集大成。

著者
三浦耕吉郎:関西学院大学教授


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編集後記


先日訪れた書店で、「書物復権」フェアをやっていた。人文書版元有志で、品切れしているが特に要望の強い書籍を復刊して、店頭でお披露目する企画だ。展開期間は書店によって異なるが、約200の店舗で開催されているという。今年は10社で38点39冊の書籍を復刊したそうなので、店頭でフェアを見かけたら、ぜひどんなラインナップかご覧いただきたい。
https://store.kinokuniya.co.jp/event/fukken2024/


私はフェア銘柄の中から、
『パスポートの発明』(法政大学出版局)
を購入した。
オビ文「いかに個人を掌握し、移動を管理したか?」
これはおもしろそうだと思い、今月はこの本で編集後記を書きたかったのだが、なかなか読みきることが出来ず断念。

体調を崩しがちで、まともに本が読めない1ヶ月だった。
今月は出勤日の3分の1くらい半休やお休みをいただくことになってしまった。
子が園で風邪をもらい、子から親が風邪をもらう。その風邪で弱っているところに胃腸炎を併発してしまったりで散々だった。

なぜこんなに体調を崩すのか?体力がないからか?ということで、以前知り合いの書店員の方におすすめされた、コミックエッセイを紹介する。

『体力アップ1年生』(たかぎなおこ/著、KADOKAWA)

まず、コミックエッセイなので読みやすい。
47歳の著者が疲れやすい身体を変えるため、少しの運動から食生活の改善など、様々なことを実践していく。

やはり日々の生活の習慣に運動を組み込むことが大事で、ランニングほか買い物の際にも早歩きをするなど、出来ることから始めるのがよいようだ。

気になったのが「フォトロゲイニング」という大会。
チーム別で、制限時間内に街のあちこちに点在しているチェックポイントを効率よく巡って得点をたくさん集めたチームが勝ちとなる。
こういったイベントに組み込めば強制的に運動できるので参考になった。

弊社の上司も日々の歩き方を改善したところ、体重が減ったらしい。
まずは毎日エスカレーターに乗っている地下鉄の階段を歩くことからはじめたい。(H)

 

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◇奥付
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電話  03(3264)4973(代)
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次回発行は2024年8月下旬を予定しております。

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