« 2024年3月 | トップページ | 2024年5月 »

2024年4月

紹介 角田 燎 著『陸軍将校たちの戦後史』日本経済新聞 2024年4月20日付

角田 燎 著『陸軍将校たちの戦後史』
の紹介が、日本経済新聞 2024年4月20日付に掲載されました。掲載紙ご担当者さま、ありがとうございます。

旧陸軍を率いたエリートである将校らは、戦後どのような戦争観を持ったのか。軍でのキャリアや世代で異なるが、時代によって社会の風当たりは変わり、戦争観も変容していく。陸軍士官学校の同期生会をもとにした親睦団体としてスタートした「偕行社」の会報に注目し、つぶさに分析した。......戦争体験者が減り、社会が移り変わるなか、戦争を語り継ぐ難しさを浮き彫りにする。



9784788518391 『陸軍将校たちの戦後史』
「陸軍の反省」から「歴史修正主義」への変容
角田 燎 著
2024/03/19
9784788518391
4-6判・264頁 定価 3190円

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第243号■

2024年4月19日発行
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第243号■

++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

◇トピックス
_________________________

●お知らせ

弊社ではこのメールマガジン「新曜社<新刊の御案内>」を
メールマガジン配信会社から配信しておりますが、
配信会社のメール・広告が煩わしいという声を受けまして、
弊社からのメーリングリスト配信も行っております。

ご希望の方は下記フォームよりメールアドレスをご記入ください。
(ご登録いただきましたアドレスは配信以外には使用いたしません)
https://forms.gle/NC7HB16L25rCfuxm8

 

〇書評
ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。


金菱清著『生ける死者の震災霊性論 災害の不条理のただなかで』の寸評が東京新聞2024年3月31日付に掲載されました。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2024/03/post-bfb31d.html


楊駿驍・トウ 剣(トウはのぼりへんにおおざと)・松本健太郎 編『日中韓のゲーム文化論 なぜ、いま〈東アジア・ゲーム批評〉なのか』の紹介が2024年3月30日付「日本経済新聞」にて掲載されました。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-a3c4ea.html


五十嵐 素子・平本 毅・森 一平・團 康晃・齊藤 和貴 編『学びをみとる』の書評が、「教育展望」2024年4月に掲載されました。
評者は寺崎千秋氏。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-05b3f6.html


角田 燎 著『陸軍将校たちの戦後史』の紹介が、毎日新聞 2024年4月6日付にて掲載されました。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2024/04/post-712bb5.html

 

○新曜社ウェブマガジン「クラルス」

連載 『自己の科学は可能か』出版記念シンポジウムの現場から
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/categories/1074

 

◇近刊情報
_________________________


2024年5月上旬発売
--------------------------------------------------
社会学者のための
論文投稿と査読のアクションリサーチ
--------------------------------------------------

樫田美雄・栗田宣義 編著
A5判並製192頁・本体2200円+税
ISBN 978-4-7885-1846-9  C3036
分野=社会学

(表向きには)ブラックボックスとされてきた論文投稿と査読の舞台裏で、実際には何が行われているのだろうか。現場で起きていることに分け入り、「論文投稿と査読の様々な局面」に応用可能な知見を、社会学者たちへ還元する。


*社会学誌の編集委員を渡り歩いた編著者による、実地的な裏付けのなされた〈講義編〉全6章。

*関係者以外は閲覧できない、投稿者と査読者による改稿プロセスと査読コメントのやり取りも〈実践編〉として特別に公開。

*学術誌の編集委員を経験してきた5名の社会学者と、査読誌へ論文を掲載した3名の研究者によるホンネトークを収録した〈座談会編〉。


編著者
樫田美雄:摂南大学現代社会学部教授
栗田宣義:甲南大学文学部教授


弊社関連書
『新社会学研究 2023年 第8号』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b633655.html


_________________________


2024年5月中旬発売
--------------------------------------------------
質的研究のためのフォーカスグループ
─SAGE 質的研究キット 4
--------------------------------------------------

ロザリン・バーバー著
大橋靖史 監訳
A5判並製240頁・本体2800円+税
ISBN 978-4-7885-1847-6  C1011
分野=質的心理学・質的研究法

マーケティングにおける手法として紹介されることが多かったフォーカスグループを、質的研究におけるデータ収集方法の柱の一つとして位置づけ、他の質的手法といかに組み合わせるか、フォーカスグループの強みをどう活用するかを理論と実践から解説。


*SAGE 質的研究キット全巻完結!


著者、監訳者
ロザリン・バーバー:イギリス・オープンユニバーシティ名誉教授。
大橋靖史:淑徳大学総合福祉学部教授


SAGE質的研究キット シリーズ 全8巻
https://www.shin-yo-sha.co.jp/search/s13272.html

 

_________________________


編集後記

 

以前の編集後記で触れた、京成八幡駅前の山本書店さんが4月5日で閉店した。

「1000円以上購入で20%引き」でたくさん購入していたら、最終週は「1000円以上購入で半額」になり、またさらに購入。
最終週は5回も訪問してしまった。

いつ行ってもお客様で混雑しており、地元に愛されている古本屋さんだったとあらためて感じた。閉店が惜しい。


最後ということで大量に購入してしまったのだが、その中から数冊紹介したい。

『紀州路の歴史ロマンを歩く』(寒川萬七/著、創樹社美術出版)
値段なんと10,000円。
半額で買えるこの機会を逃したくないと、なんとか妻を説得。
いままで購入した古本の中でもっとも高い買い物となったが、帰省の際に祖父母と読むのが楽しみだ。


『岩波文庫解説総目録 1927~1996』全3冊(岩波文庫編集部/編)
どこを探しても値段の書いてある場所がわからず、緊張しながらレジに持っていったらセットで500円だった。安い。


『認知心理学事典』(新曜社)
自社本を購入。
半年前に初めて足を運んだときからずっと棚にあった。
閉店後の4/6(土)、なんと店内を整理しながらお店を開けているという情報がSNSから入ってきた。
慌ててお店に行ったら、この本が棚にポツンと残っていたので思わず買ってしまった。1998年発行、在庫僅少本です。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


閉店つながり?ではないが、弊社も神保町の倉庫の契約終了に伴って出庫が基本的に埼玉の倉庫からとなった。

現在、神保町の倉庫にある10,000冊の本をひたすら箱詰めし、埼玉の倉庫に送る作業に追われている。
棚卸しを兼ねて1点1点数えながらの箱詰め。
書店勤務の頃の返品作業を思い出した。

入社して少しの期間だったが、自らで出荷を行う経験は
自社商品に触れる機会が多くあり、貴重な体験だった。
実際に出庫することで売れていることを肌で感じることができた。
書評が載ったときや、賞を受賞した際などわかりやすく注文が増える時がうれしかった。

いただいた注文を、間違わずに出荷すること。簡単に思えるがこれを毎日継続することが非常に難しいことがよくわかった。
倉庫の出荷担当の方々、いつもありがとうございます。


次回はNさんに「山本ビルの思い出」を書いてもらおう(H


_________________________

◇奥付
_________________________

□電子メールマガジン:「新曜社<新刊の御案内> 」(不定期発行)
□HPアドレス https://www.shin-yo-sha.co.jp/
□blog:新曜社通信 https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/
□twitterもよろしく:https://twitter.com/shin_yo_sha
□このメルマガは『まぐまぐ』を利用して発行しています。
□購読・解除・変更手続きは http://www.mag2.com/ より行って下さい。
□掲載された内容を許可無く転載することを禁じます。
□発行:株式会社新曜社 営業部
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町3-9 幸保ビル
電話  03(3264)4973(代)
FAX 03(3239)2958
e-mail info@shin-yo-sha.co.jp
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
次回発行は2024年5月下旬を予定しております。

紹介 角田 燎 著『陸軍将校たちの戦後史』毎日新聞 2024年4月6日付け

 

角田 燎 著『陸軍将校たちの戦後史』
の紹介が、毎日新聞 2024年4月6日付けに掲載されました。掲載紙ご担当者さま、ありがとうございます。

元陸軍将校たちが戦後に作った親睦団体「偕行社(かいこうしゃ)」の会誌を分析し、彼らの戦後史を浮き彫りにした。
この偕行社は、1952年、元軍上層部から敗戦時の陸軍士官学校生徒まで、親子以上の年齢差がある集団として始まる。……
 
 同じ元将校で、世代やキャリアの差、時々の風潮との関係で、何をどう考え、発言してきたかは大きく違う。その変遷は、戦後という時代を映し出す鏡だったとわかる。(生)

9784788518391 『陸軍将校たちの戦後史』
「陸軍の反省」から「歴史修正主義」への変容
角田 燎 著
2024/03/19
9784788518391
4-6判・264頁 定価 3190円

書評 五十嵐 素子・平本 毅・森 一平・團 康晃・齊藤 和貴 編『学びをみとる』@「教育展望」2024年4月

五十嵐 素子・平本 毅・森 一平・團 康晃・齊藤 和貴 編
『学びをみとる』の書評が、「教育展望」2024年4月に掲載されました。評者は寺崎千秋氏。ご書評くださいました先生、掲載誌ご担当者さま、ありがとうございました。こころよりお礼申し上げます。

 

「資質・能力の三つの柱」等の資質・能力を身につけるための「主体的・対話的で深い学び」が実現されているだろうか。この主体的に学ぶ子どもの学びを教師はどう見とればよいかが大きな課題となっている。「学びをみとる」と題した本書は、「教師の手だてをみとる」「生徒の授業経験をみとる」ことを目指し、この課題について正面から具体的に取り組んだ方法や成果を紹介しており、読者に光明を与えるものとなるだろう。……

 読み終えて、教師の手だての見方・考え方、子どもの学びの見取り方が一皮むけたように感じた。著者の研究・実践に感謝したい
 

9784788518230 五十嵐 素子・平本 毅・森 一平・團 康晃・齊藤 和貴 編
学びをみとる
エスノメソドロジー・会話分析による授業の分析
出版年月日 2023/11/07
ISBN 9784788518230
A5判・308ページ 定価 3,410円

楊 駿驍・鄧 剣・松本健太郎 編『日中韓のゲーム文化論』@2024年3月30日付「日本経済新聞」

楊 駿驍・鄧 剣・松本健太郎 編
『日中韓のゲーム文化論  なぜ、いま〈東アジア・ゲーム批評〉なのか』

の紹介が2024年3月30日付「日本経済新聞」にて掲載されました。ご担当者様、ありがとうございます。  

「……人類学者・中沢新一が1984年に書いたエッセーは、「ゼビウス」を例に予期せぬバグを楽しむプレーヤーを紹介。その後ゲームが物語性を帯びていく中、批評家・東浩紀が2004年に著した文章は美少女ゲームに着目する。また東がプレーヤーにとっての現実を「ゲーム的リアリズム」と概念化し、国内外の研究者に影響を与えたこともほかの論文から分かる。

 韓国や中国のゲーム社会史を振り返る論考では、勃興期、流入する日本製ゲームに対して侵略の歴史を背景にした不安感があったことも記されている。メディア論や記号論のほか、哲学や社会学からの考察が行われており、ゲーム批評の論点を網羅できる……」


9784788518360   日中韓のゲーム文化論

  なぜ、いま〈東アジア・ゲーム批評〉なのか
  楊 駿驍・鄧 剣・松本健太郎 編
  出版年月日 2024/03/05
  ISBN 9784788518360
  A5判・400頁
  定価4,950円(本体4,500円+税)

« 2024年3月 | トップページ | 2024年5月 »

検索


  • カスタム検索
2024年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

ツイッター

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

タイトルのみ表示


サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想