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2023年7月

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第234号■

2023年7月28日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第234号■

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◇トピックス
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●お知らせ

弊社ではこのメールマガジン「新曜社<新刊の御案内>」を
メールマガジン配信会社から配信しておりますが、
配信会社のメール・広告が煩わしいという声を受けまして、
弊社からのメーリングリスト配信も行っております。

ご希望の方は下記フォームよりメールアドレスをご記入ください。
(ご登録いただきましたアドレスは配信以外には使用いたしません)
https://forms.gle/NC7HB16L25rCfuxm8

 

〇受賞
木村至聖・森久聡編『社会学で読み解く文化遺産――新しい研究の視点とフィールド』が、
2023年度観光学術学会「教育・啓蒙著作賞」を受賞しました。

■観光学術学会(JSTS) 2023年度学会賞受賞者一覧
https://jsts.sc/archives/4342

 

〇書評
ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。


実重重実 著『細胞はどう身体をつくったか』の紹介が、2023年6月27日付日刊「アグリ・リサーチ」に掲載されました。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-995d8e.html


日本農業新聞 2023年7月16日付にて 実重重実著 『細胞はどう身体をつくったか』の実重先生による紹介が掲載されました。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2023/07/post-b8721a.html

 

○新曜社ウェブマガジン「クラルス」
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/

 

◇近刊情報
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7月下旬発売
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科学としての心理学
―科学的・統計的推測入門
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ゾルタン・ディエネス 著
石井敬子・清河幸子 訳
A5判並製280頁・本体3200円+税
ISBN 978-4-7885-1807-0 C3011
分野=心理学・心理統計

統計的推測は科学的心理学の根幹をなす方法であるが、心理学者でさえ混乱していることが多い。主流の仮説検定の問題点と誤解、ベイズ統計、尤度検定の導入まで、さまざまなアプローチの特徴と原理が前提となる科学哲学からよくわかる、類例のない入門書。

*心理学研究をしている誰もにその戒めや促しが聞こえてくる、影響力のある哲学から学び直す科学的推測の方法入門


著者・訳者
ゾルタン・ディエネス :イギリスサセックス大学心理学部教授
石井敬子:名古屋大学大学院情報学研究科教授
清河幸子:東京大学大学院教育学研究科准教授

 

8月下旬発売
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表現の文化研究
―鶴見俊輔・フォークソング運動・大阪万博
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粟谷佳司 著
四六判上製250頁・本体3100円+税
ISBN 978-4-7885-1760-8 C1030
分野=社会学・文化

文化研究と市民運動を関わらせながら実践した鶴見俊輔。音楽シーンであると同時に市民運動でもあったフォークソング運動。国際的イベントとしてその後の日本を方向づけた大阪万博。戦後日本の表現文化と社会状況との交差のダイナミズムを捉える試み。

*戦後日本の表現文化の諸相から、表現文化を研究するための方法論まで網羅
*2025年の大阪万博を迎えるにあたっての参考書としても


著者
粟谷佳司:立命館大学衣笠総合研究機構プロジェクト研究員

 

 

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編集後記

 

『レシート探訪 1枚にみる小さな生活史』(藤沢あかり/著、技術評論社)


1枚のレシートをきっかけに、人々の暮らしを見てみようという面白い企画の書籍。レシートに印字された店名や日付、買ったものから、インタビュー対象者の買い物当日の話を聞くのだが、そこから日々の暮らしぶり、そして彼、彼女たちの生き方、人生が語られる。

 


収録されている内容は2020年5月末から2023年1月までの間に取材されたものだ。
ちょうど緊急事態宣言による自粛要請がはじまり、ようやく解ける今年のはじめにあたる。

インタビューされた26人は、フリーランスのかた、自営業の方が多く、各人各様な生活ではあるけれど、テイクアウトのレシートが増えた人、いつもなら外食するところ、スーパーマーケットの惣菜を買うようになった人など、コロナ禍の生活を反映していることが、レシート1枚から読み取れる。

 

デザイン業を営む男性、2年前に定年を迎え、現在は同じ職場で嘱託社員となっている。2軒のスーパーを使い分けているという。近いところと、新鮮な野菜が豊富な店。買うものはたいてい決まっており、鳥もも肉や豚バラ、朝食のパンにシリアル、そして好物の甘いお菓子、そしてときどきビール。コンビニのレシートが3枚、いずれもペットボトルの600MLのスポーツドリンク。


このスポーツドリンクから彼が、空手を1年前に始めて、これがコロナ禍におけるじつに大切な時間と場所になっていることが語られ、またかれが現在独身で、3年前に奥さんを数年の看病を経て亡くされた話が語られていく。

 

ためしに自分の財布を開けて、どんなレシートがあるか確認してみた。


おかしのまちおか 稲田堤店のレシート。
購入日は2022年11月11日(金)18時45分。
20点、1683円のお買い上げ。

去年の末、地元に帰る友人と、彼のアパートで最後に遊んだ際のレシートだと思い出した。


友人とは高校1年生からの付き合いだが、とにかくお菓子の趣味が合わない。
グミ、和菓子、ガム、駄菓子…何か一つくらいは合いそうと思い、「これ美味いねんな」と提案しても「ありえへん、こっちの方が美味い」と返される。一つのお菓子を二人で分けて食べるなんてことはなく、それぞれが好きなお菓子を買う。お菓子の種類がいつも多くなるのはそのせいだ。

友人とお菓子を食べながらアプリゲーム。やっていることは高校の頃となんら変わりない。上京後、日々の仕事で疲れた際などに彼のアパートで過ごす時間が貴重な息抜きだったと今では思う。

実家に帰った彼のレシートをみてみたい。
あいつは今どんな生活をしているだろうか。(H)

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◇奥付
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次回発行は2023年8月下旬を予定しております。

自著を語る 実重重実著『細胞はどう身体をつくったか』日本農業新聞 20230716付

日本農業新聞 20230716付にて実重重実著『細胞はどう身体をつくったか』
の実重先生による紹介が掲載されました。

 

 

……考えてみると、不思議ではないか。どうやってチョウは卵からアオムシへ、アオムシからサナギとなり、そしてやがて大きな羽を広げて飛び立っていくのだろうか。どうやって巻き貝はあんなにぐるぐると巻いた色彩豊かな貝殻を持つようになったのだろうか。どうやってカエルは、水中を泳ぐオタマジャクシから大変身して、1代のうちに陸上で飛び跳ねることができるようになるのだろうか。私たちの身の回りにいる動植物の一生も、不思議でいっぱいだ。本書は微生物から植物、水生動物、さらには陸上動物、ヒトまで幅広く生物の発生を描き、最新の科学的知見に基づいてそれらがどのように進化してきたのか、そしてそれらはどのように相互作用し合い、つながり合っているのかを解き明かそうとした。


多彩な生物たちの、不思議な生態を見ているうちに、それらのピースの断片が組み合わさって、やがて大きな1枚の絵となり、自然の体系が見えてくるように構成している。現代生物学の最先端の地点から何が見えてくるかを描いてみた。全ての生命、全ての自然を大切にし、これらと共存していく上で、生物たちの対話や階層の進化を知ることは不可欠だと私は思う。想像力という小舟に乗って、この光景を見ていただければ幸いである。

 

 

9784788518179_20230720113901 『細胞はどう身体をつくったか』
発生と認識の階層進化

実重 重実 著
科学・科学論
2023/06/25
ISBN 9784788518179
46判・296頁
定価 2,970円(税込)
在庫あり

 

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