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2023年6月

新刊紹介 実重重実 著『細胞はどう身体をつくったか』@日刊「アグリ・リサーチ」 2023年6月27日付

実重 重実 著
『細胞はどう身体をつくったか』 の紹介が、2023年6月27日付日刊「アグリ・リサーチ」に掲載されました。
掲載紙ご担当者様、ありがとうございました。こころよりお礼申し上げます。



書籍『細胞はどう身体をつくったか発生と認識の階層進化』( 新曜社2700 円+税) をこのほど出版した元農林水産省農村振興局長の実重氏にその概要や思いなどを聞いた。

―発刊に至った背景・動機について

実重 2019年に「生物に世界はどう見えるか」、2021年に「感覚が生物を進化させた」と出版してきた。生物の発生は、進化とも結びついた興味深い現象であり、発生学の近年の発展も著しい。私が師事した発生学者・団まりな氏の「階層生物学」という手法に基づき、「主体性を持った一つ一つの細胞が対話をしながら身体を作っていく」という姿を描いた。本紙に従来「海寂」の筆名で投稿してきた記事も一部で活用している。


― 著書の構成・特徴は

実重「世界一面白い発生学の本」を目指した。単細胞生物から出発して、植物、カイメン・クラゲ・ウニ・貝類などの水生動物、昆虫、カエル、ヒトというように、進化のプロセスを通じて発生の現象を見ていく。終盤では一つ一つの断片的な事実が繋がって、大きな自然の体系が見えてくるように描いた。

……


9784788518179  細胞はどう身体をつくったか
 発生と認識の階層進化

 実重 重実 著
 出版年月日 2023/06/25
 ISBN 9784788518179
 4-6判296頁・定価 2,970円
 在庫 在庫あり

 

 

 

9784788516595_20230627142601   生物に世界はどう見えるか
 感覚と意識の階層進化
 実重重実 著
 出版年月日 2019/12/01
 ISBN 9784788516595
 4-6判224頁・定価2,640円
 在庫 在庫あり

 

 

 

 

9784788517301   感覚が生物を進化させた
 探索の階層進化でみる生物史
 実重重実 著
 出版年月日 2021/07/10
ISBN 9784788517301
 4-6判272頁・定価 2,750円
 在庫 在庫あり

 

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第233号■

2023年6月20日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第233号■

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◇トピックス
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●お知らせ

弊社ではこのメールマガジン「新曜社<新刊の御案内>」を
メールマガジン配信会社から配信しておりますが、
配信会社のメール・広告が煩わしいという声を受けまして、
弊社からのメーリングリスト配信も行っております。

ご希望の方は下記フォームよりメールアドレスをご記入ください。
(ご登録いただきましたアドレスは配信以外には使用いたしません)
https://forms.gle/NC7HB16L25rCfuxm8

 

〇受賞
昨年(2022年)8月に弊社より刊行いたしました 秋田喜美著『オノマトペの認知科学』 が、
第一回 国立国語研究所宮地裕日本語研究基金学術奨励賞を受賞いたしました。
(菊地恵太氏『日本略字体史論考』 (武蔵野書院、2022年)も同時受賞)
秋田先生、おめでとうございます。
https://www.shin-yo-sha.co.jp/news/n52827.html

 

〇書評
ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者様に心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。


麻生武著『6歳と3歳のおまけシール騒動』の書評が、朝日新聞2023年6月10日付にて掲載されました。評者は山内マリコ先生。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-a2cea6.html


石井大智 編著、清義明・安田峰俊・藤倉善郎 著『2ちゃん化する世界』の書評が、「世界」2023年6月号に掲載されました。評者は藤原学思氏。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-839175.html


関西学院大学震災の記録プロジェクト・金菱 清(ゼミナール) 編『災害の記憶を解きほぐす』の書評が、2023年6月10日付「神戸新聞」、「ひょうご選書」に掲載されました。評者は長沼隆之・論説委員。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2023/06/post-5e364e.html

 

○新曜社ウェブマガジン「クラルス」
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/

 

◇近刊情報
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6月下旬発売
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細胞はどう身体をつくったか
─発生と認識の階層進化
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実重重実 著
四六判296頁・本体2700円+税
ISBN 978-4-7885-1817-9 C1045
分野=生物学・科学読み物

細胞は「主体的な認識力」を備えた1つの生物だ。細胞は遺伝子のタンパク質の設計図を読み取りながら他の細胞や外界とやりとりし、専門化して、身体という巨大な社会をつくっていく。どうやって? 驚きと知的な刺激に満ちた発生の進化の道筋を辿る旅。

*細胞はどうやって身体をつくったのか


著者
実重重実:元・農林水産省農村振興局長。階層生物学研究ラボ研究員。

著者関連書
『生物に世界はどう見えるか』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b487828.html

『感覚が生物を進化させた』
https://www.shin-yo-sha.co.jp/book/b586836.html

 

6月下旬発売
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アクションリサーチ入門
─社会変化のための社会調査
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D・J・グリーンウッド、M・レヴィン 著
小川晃弘 監訳
A5判264頁・本体3200円+税
ISBN 978-4-7885-1818-6  C3036
分野=社会学・心理学

応用のない理論は理論ではない。科学者と現地の人々が効果的に連携して問題解決に取り組むアクションリサーチの理論、戦略、よいリサーチャーになるためのスキル、具体的な実践例までを懇切に解説し、公正で持続的な変化のための新しい知見を提供。

*科学者と地域の人々が協働する実践の科学へ


著者・監訳者
D・J・グリーンウッド:ゴールドウィンスミス人類学教授
M・レヴィン:ノルウェー科学技術大学教授(2023年逝去)
小川晃弘:メルボルン大学アジアインスティチュート教授

 

7月中旬発売
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コミュニティを研究する
─概念、定義、測定方法
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Mary L. Ohmer ほか著
似内遼一 ほか監訳
B5判464頁・予価8500円+税
ISBN 978-4-7885-1820-9  C3030
分野=都市論・社会学・建築

街づくりやコミュニティデザイン、プレイスメイキングなどが注目され、地域を基盤とした住環境の改善、生活の質の向上を目的とした活動が展開されている。そのときに不可欠な近隣地域やコミュニティの評価・測定法を体系的に解説した本邦初の本。

*日本で初めてのコミュニティ測定と評価の体系的解説

著者・監訳者
Mary L. Ohmer:ピッツバーグ大学ソーシャルワーク学部准教授
似内遼一:東京大学大学院工学系研究科助教

 

7月中旬発売予定
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生命を問いなおす 叢書セミオトポス17
─科学・芸術・記号
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日本記号学会 編
A5判260頁・本体3000円+税
ISBN 978-4-7885-1819-3  C1010
分野=現代思想・科学・芸術

生命と記号は一見相反するようだが、二重らせんの発見以来、生命は情報、記号現象と考えることができる。機械生命論、分解と発酵の記号論、オートファジー論、メッセンジャーとしてのウイルスなど、記号学会ならではの視点から生命観に転換を迫る。

*日本記号学会は3度「生命」について特集してきたが、発足40周年の記念号で決定版の総特集を組む。
*新型ウイルス禍の教訓は従来の生命観の大転換。いま注目の吉森保、藤原辰史、奥野克巳ほか各氏に聴く。


編著
日本記号学会


「叢書セミオトポス」シリーズ
https://www.shin-yo-sha.co.jp/search/s13276.html

 


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編集後記


最近購入した2冊。


『絵本のなかの動物はなぜ一列に歩いているのか』(矢野智司・佐々木美砂/著、勁草書房)


そう言われてみれば、小さい頃によく読み聞かせしてもらった『三びきのやぎのがらがらどん』(福音館書店)も一列に並んでいた。
これから絵本を手に取る機会が増えるので、少しでも勉強しておこうと思い手に取ったが、和歌山弁で言うところの「しょねいれて」読む必要があり、まだ読了していない。

 

『近代出版研究 2023 第2号』(近代出版研究所)

上記に掲載されている、「版元営業はどのような仕事か」が面白かった、と会社の同僚から教えてもらい、さっそく買って読んだ。

ゼロ年代半ば、15年前の経験で、2年ほどしか営業をしていないと謙遜しているが、10年くらい経験されたような充実ぶりである。

本文にも記載があるが、出版社の営業の具体的なノウハウはほとんど本になっていないため、版元営業マン(特に受注ノルマがある版元)には必読の内容となっている。
前職で4年ほど営業ノルマのキビしい版元に所属した身として、今でも十分通用すると感じた。

転職後の現在 、ノルマはなくなったが「返品」に関心が向くようになった。
返品、返品、返品。1週間に1回の頻度で各取次から来る返品伝票の入力などを担当し、返品される銘柄をすべてチェックすることで、返品への意識が変わった。

以前は6~7割くらい消化すれば後は返品でも……などど考えていたが、じつに安易な考え方である。適正な配本といわれるが、売上をあげつつ返品を減らすには書店担当者さんの協力が不可欠で、お店の立地、規模などはもちろん大事だが、最終的に売れるかどうかはやはり担当者さんによるところが大きい。定期的に連絡を取っていくしかないのだ。


書店さんの閉店ほど己の仕事の無力さを感じさせるものはない。在庫の返品も心配であるが、培ってきた人間関係がなくなってしまうことがじつに残念なのだ。来月末の「ちくさ正文館書店本店」「ジュンク堂書店大分店」の閉店がすでにニュースになっているが、いずれも弊社の新刊をこまめに頼んでくださる貴重な書店さんである。

返品、閉店、人間関係。三題ばなしではないが、それでも営業部の課員として何かできることを考えると、地道に書店さんを訪問し、信頼関係を作っていくことしかない。

いつか『近代出版研究』で「返品」について取り上げられることを期待している。このテーマこそ、資料が残っていないのではないだろうか。「触れたくない」「触れられたくない」部分なので、書き手がいるかわからないけど(H)


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◇奥付
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次回発行は2023年7月下旬を予定しております。

書評 関西学院大学震災の記録プロジェクト 金菱 清(ゼミナール) 編 『災害の記憶を解きほぐす』 2023年6月10日付 神戸新聞

関西学院大学震災の記録プロジェクト・金菱 清(ゼミナール) 編
『災害の記憶を解きほぐす』 の書評が、2023年6月10日付「神戸新聞」、「ひょうご選書」に掲載されました。
評者は長沼隆之・論説委員。ご書評いただきましたこと、こころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

28年前の阪神・淡路大震災でわが子を亡くし、障害を抱え、家や店を失った人々が、震災後に生まれた学生たちの問いかけに応えて言葉を紡いだ証言集である。

 発生から何年たとうとも、被災地に暮らす人々には、その時々の苦しみが残る。誰にも打ち明けることができない悲嘆は、心の奥深くにしまい込んでしまう。その気持ちを解きほぐすように、関西学院大学の金菱清教授のゼミ生9人が、2年生の秋から約一年かけて、当時の出来事や思いなどを綿密な聞き取りをして、それぞれ1章を書いた。感銘深いのは、喪失を経験した人たちの「心の復興」を描く部分である。……



9784788518124 関西学院大学震災の記録プロジェクト
金菱 清(ゼミナール) 編
災害の記憶を解きほぐす
阪神・淡路大震災28年の問い

出版年月日  2023/04/10
ISBN 9784788518124
判型・ページ数 4-6判・192頁
定価 2,640円(税込)
在庫 在庫あり

 

書評 石井 大智 編著 清 義明・安田峰俊・藤倉善郎 著『2ちゃん化する世界』@「世界」2023年6月号

石井大智 編著、清 義明・安田峰俊・藤倉善郎 著『2ちゃん化する世界』の書評が、
「世界」2023年6月号に掲載されました。評者は藤原学思氏。ご書評くださいました先生、また掲載ご担当者様にこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。

事実の重み、失われる空間 評者 藤原学思氏

……2ちゃんは四半世紀で私たちの社会をいかに変えたのか。本書では三人の識者がそれに答えようと試みる。
……「2ちゃん化する(した)世界」で、生きやすくなった人たちもいるだろう。属性にかかわらず、自分の発言が意味を持ち、そこかしこで浮遊する。アイデンティティーが補強され、富や名声につながることさえある。ネット利用者の関心が価値をもつ「アテンション・エコノミー」の渦中にある現代において、それは必然に思える。

 ただ、私たちが忘れてはならないのは、そうした社会が果たして持続可能かつ健全なのか、という問いである。……

 

 

9784788517981

 2ちゃん化する世界
 匿名掲示板文化と社会運動

 石井 大智 編著
 清 義明 著
 安田 峰俊 著
 藤倉 善郎 著
 出版年月日 2023/02/22
 ISBN 9784788517981
 4-6判240ページ・定価 2,420円
 在庫あり

書評 麻生武著『6歳と3歳のおまけシール騒動』@朝日新聞 2023年6月10日付


 麻生武著『6歳と3歳のおまけシール騒動』

の書評が、朝日新聞2023年6月10日付にて掲載されました。ありがとうございました。評者は山内マリコ先生、ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者様、こころよりお礼申し上げます。


……1980年代後半、定価30円のチョコレート菓子のおまけについていたシールは子どもたちの間で爆発的ブームとなった。

30年越しの検証を可能にしているのが、心理学者の著者が当時つけていた仔細な日誌である。息子たちの成長記録はバブル期において、ビックリマンシール狂騒曲の様相を呈する。高度資本主義社会を生きる子どもとその親の、民俗学的な貴重な研究だ。
……

→ 書評全文をよむ 朝日新聞「好書好日」サイトへ

 

9784788518001

 6歳と3歳のおまけシール騒動
 贈与と交換の子ども経済学


 麻生 武 著
 出版年月日 2023/03/13
 ISBN 9784788518001
 4-6判304頁・3960円
 在庫 在庫あり

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