書評 前川あさ美・田中健夫 著『絵本がひらく心理臨床の世界』「週刊読書人」2021年1月1日号
前川あさ美・田中健夫 著『絵本がひらく心理臨床の世界』の書評が「週刊読書人」2021年1月1日号に掲載されました。評者は増田梨花先生。ご書評くださいました先生、掲載紙ご担当者さまへ心よりお礼申し上げます。ありがとうございました
「・・・・・・絵本はこれまで保育や教育の現場で、人の情緒発達に寄与するツールとして、古くから活用されてきた。本書は、(コロナ禍の)そのような得体のしれない恐怖が充満している樹海に迷い込んでしまった私たちを、より安全で安心な「母なる存在が傾けてくれる愛」に包まれた「絵本の森」のフィールドへと誘ってくれる。本書は心理学の理論に基づいて、実践場面に活用される80冊以上の絵本を「道標」として紹介している。二人の著者が「道標」となる絵本とどのように関わり、絵本を紐解き、大学教育やセラピーのなかで活用してきたのかを丁寧にわかりやすく、心理臨床の視点から、そして時には温かなまなざしで見守る親の視点から記述している」
「・・・・・・本書は、絵本を用いてセラピーを行っている心理臨床家のみならず、これから心理療法を学んでいこうとしている学生たち、若いセラピストや経験のあるセラピストにとっても読みごたえのある書籍である。また、老若男女問わず、絵本に関心のあるひと、ない人も、著者からの「絵本の森の寄り道」を歩いていくと、コロナ禍の樹海の不安からしばし解放され、温かな「至福の時」を味わうことができるはずである」
| 著者 | 前川 あさ美 著 田中 健夫 著 |
|---|---|
| ジャンル | 心理学・認知科学・臨床 > 臨床 |
| 出版年月日 | 2020/10/02 |
| ISBN | 9784788516946 |
| 判型・ページ数 | A5・176ページ |
| 定価 | 本体2,200円+税 |
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