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2020年8月

2020年8月18日 (火)

◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第202号■

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2020年8月18日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第202号■

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◇トピックス
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〇書評・紹介
『村上春樹、方法としての小説』書評が京都新聞(2020年7月26日付)に掲載
「村上作品に心理学で迫る」
「村上作品は、心理療法の場でも話題にされてきたが、「自分がどう生きるか」という切実な問いの中で体験的な読み方をすることで深い救済につながるものがあるという。・・・・・・
・新曜社通信
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-a705bd.html

 

『「文明」と「野蛮」のアーカイヴ――ゴダール『イメージの本』からリヒター《アトラス》へ』(飯田高誉編著)の書評が、朝日新聞 2020年7月18日付 「みる」欄に掲載されました。評者は長島有里枝氏です。
本書は、「堂島リバービエンナーレ2019:シネマの芸術学_東方に導かれて_ジャン=リュック・ゴダール『イメージの本』に誘われて」展の、展覧会図録だ。 ‥‥西洋哲学は文化と自然を対置させ、前者が後者を制御するものと考えてきたが、「文明」が進んでも「野蛮」(戦争、テロ、差別など)は消滅しない。簡単には答えの出ないこの難問に、芸術はどう関与できるのか。テキストはどれも硬派だが、読み応えがある。

https://www.shin-yo-sha.co.jp/news/n36042.html

 


石井宏典著『根の場所をまもる』の書評が、図書新聞 2020年8月15日付 に掲載されました。
評者は武井基晃氏。評者の先生、掲載紙ご担当者さまに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました

https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2020/08/post-e3bbcf.html

 


〇イベント情報
<フェアのご案内!>三省堂書店神保町本店様にて「ここにあります!売れている心理学書2020」が開催されております。心理学書販売研究会12社の基本書と新刊が勢ぞろい、圧巻のフェアです。~9月末まで開催。
三省堂書店神保町本店5階フェア企画コーナーです。
ご来店をお待ち申し上げます。

https://twitter.com/shin_yo_sha/status/1288991401246507008

 


○新曜社ウェブマガジンがはじまりました。
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/


コロナ禍以前より台湾と日本の感染症数理モデルを社会科学の視点から研究し
ていた日比野愛子先生。待望の新連載スタートです!

感染症モデルと社会 ――STS(科学技術社会論)への誘い
第3回 世界の感染症STS(最終回)

「科学の活動をめぐるさまざまなダイナミズム――生成や変容、あるいは固定――を社会科学の視点から明らかにするSTS(科学技術社会論)という研究領域がある。今回の連載では、新型コロナウィルス感染症の対策にも使われ議論を呼んだ「感染症数理モデル」をとりあげ、STSというレンズが何を映し出すのかを紹介してみたい」
https://clarus.shin-yo-sha.co.jp/posts/3837

 

◇近刊情報
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8月末発売予定
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ヤクザと日本人
――――その心理学的考察
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大貫説夫 著
四六判並製280頁・予価2600円+税
ISBN 978-4-7885-1688-5 C1036
分野=日本文化論


いまや暴力団と呼ばれ、一般市民から撲滅の対象とされるヤクザとは? 永年、彼らを取材してきた著者は、綿密な取材と『「甘え」の構造』『古事記』などをもとに、ヤクザは「甘え」を生きる最も日本人らしい人々だとして、敵対的見方に転換を迫る。


著者 執筆家、『風、紅蓮に燃ゆ 帝王・加納貢伝』(幻冬舎)など。

*戦前のヤクザの親分には、政治家などもいて尊敬されていたが、いまも尊敬される親分はいる。

*甘えの概念と「ヤクザなるもの」で日本人は理解でき、その源流には荒ぶる神スサノオノミコトがいる。

 

 

8月末発売予定
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表現する認知科学
――認知科学のススメ5
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渡邊淳司 著
四六判並製132頁・予価1600円+税
ISBN 978-4-7885-1689-2 C3011
分野=心理学・認知科学・芸術


触れることがはばかられる時代に私たちは〝自分事〟として身体や他者、世界を感じられるのか? 〝自己と他者〟という根源的な問いに、認知科学のワークショップや触覚・身体感覚のテクノロジーからアプローチする異能の研究者のヴィヴィットな実践集。

著者 NTTコミュニケーション科学基礎研究所上席特別研究員 


認知科学のススメ シリーズ
https://www.shin-yo-sha.co.jp/search/?search_series=13271

 

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編集後記

髙橋健太郎氏の初めての写真集『A RED HAT』がようやくカタチになりました。この写真集は、「戦中の北海道旭川で美術部の学生だった菱谷良一氏(98歳)と松本五郎氏(99歳)の今の生活、そして彼らが特高警察に逮捕された「生活図画事件」を追いつづける宮田汎氏(82歳)の姿を髙橋が撮影した「現代」の写真。そして彼らが大切に保管していた「過去」の写真や資料をもとに構成されています」(赤々舎サイトより)

http://www.akaaka.com/news/kentarotakahashi-a-red-hat.html

 

高橋健太郎氏は今年度東川賞特別作家賞受賞、その展覧会が現在、旭川市民ギャラリーにて開催されております。お近くの方、ぜひお立ち寄りください。

高橋健太郎氏 展覧会「A RED HAT 赤い帽子」
2020年8月12日(水)―8月24日(月)
11:00ー18:00(最終日は15:30まで)
旭川市民ギャラリー 旭川市宮下通11丁目 上川倉庫蔵囲夢内
入場料 500円(高校生以下無料)
主催「A RED HAT 赤い帽子」写真展旭川市民実行委員会


高橋氏は以前弊社で長年にわたり営業の仕事を陰に日向に助けてくれました。彼がいかに写真家になったのかはこちらをご覧ください。

版元ドットコム「版元日誌」
http://www.hanmoto.com/nisshi880

写真集『A RED HAT』、今読まれるべきすごいいい写真集です。まだ見ていないんですが。 (中山

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◇奥付
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電話  03(3264)4973(代)
FAX 03(3239)2958
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次回発行は2020年9月中旬を予定しております。

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2020年8月17日 (月)

書評 石井宏典著『根の場所をまもる』@図書新聞 2020年8月15日

石井宏典著『根の場所をまもる』の書評が、図書新聞 2020年8月15日付 に掲載されました。
評者は武井基晃氏。評者の先生、掲載紙ご担当者さまに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました

 

まずフィールドワークにおける、著者・石井宏典氏とムラの方々の関係に目を向けよう。そこには調査者と被調査者にはとどまらない生き生きとした交流が描き出されている。

儀礼の調査において著者はヌル(=ノロ。神人)にお供する雑用係のような役目も担いながらその後ろで一緒に手を合わせて参加する(二〇頁)。あるとき天候のせいで浜を渡る行事が実施できなかった際、ヌルに「今日は渡れなくて残念でしたね」と投げかければ「あんたが残念だったでしょう」と返される(一九七頁)。著者がヤマトゥグチ(共通語)で投げかけることは、ムラの方々にヤマトゥグチで語ってもらうことを強いるわけだが、これについて「このところヌルさんは石井さんとよく話しているから、ヤマトゥグチが上手になったさ」と冗談が交わされる(六五~六六頁)。

シニグ行事において必要なウタムチ(歌い手)が足らずに録音テープの助けを借りたのを見て、かつののシニグを知っている著者も思いがけない展開を前にして動揺する(一二七頁)。祭祀舞踊ウシデーク(=シニグ舞)の担い手女性の霊前に手を合わせに行った時には、帰り際その娘さんに「何年かしてウシデークの輪に加わってください」、(お母さんも)「それを待っているはずですから」と声をかけ、かならずや良き後継者になると思うと確信する(一五九~一六〇頁)。


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・・・・・・

このように長きにわたる数年来の関係の継続と関心こそが、著者が専門とする社会心理学や多くの人文社会系の学問が依拠するフィールドワークという手法の醍醐味であり真骨頂である。・・・・・・



   
   
   
   
   
   

9784788516731 根の場所をまもる
沖縄・備瀬ムラの神人たちと伝統行事の継承
著者 石井 宏典 著
出版年月日 2020/03/25
ISBN 9784788516731
4-6・290頁
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり

 

 

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