◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第195号■
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2019年11月15日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第195号■
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◇トピックス
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〇書評・メディア
・鈴木登美ほか編『検閲・メディア・文学』が、2019年10月27日、朝日新聞読書「ひもとく 検閲」にてとりあげられました。評者は志田陽子氏。
「この数ヶ月、「検閲」という言葉がメディアをにぎわした。8月初旬、「あいちトリエンナーレ2019」の一企画「表現の不自由展・その後」が中止されたことについて、検閲ではないかとの声が多方面から上がったためである。私たちの言論環境について、疑問や不安を感じさせる出来事が増えている。・・・・・・
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-936e08.html
・榊原賢二郎編著『障害社会学という視座』が、
2019年11月8日付「週刊読書人」に掲載されました。評者は好井裕明氏。
読書人ウェブ(全文読めます)
https://dokushojin.com/article.html?i=6182
・服部徹也著『はじまりの漱石─『文学論』と初期創作の生成』の書評が、2019年11月9日号「図書新聞」に掲載されました。評者は中山弘明氏。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-c6f8cb.html
・船越明子著『ひきこもり』が、
2019年11月3日「しんぶん赤旗」にて取り上げられました。評者は横湯園子氏。「ひきこもりは病名ではなく、「自宅にこもって社会参加しない状態が6カ月以上持続しており、精神障害がその第一原因と考えにくいもの」と定義されています。子どもの場合、不登校とよばれます。
日本で初めて、児童精神科病棟児対象の学級ができたのが1965年。その後も不登校は増え続け、精神科医の斉藤環氏の『社会的引きこもり』(1998年)以降、ひきこもりが通称になります。
・・・・・・船越明子著『ひきこもり』は、子どものひきこもりに直面した親の心理に寄り添い、「何がなんだかわからない」段階から「子どものつらさを理解する」「ありのままを受け入れる」「人生に新しい価値を見出す」というステップを実例で示し、親の変化を助ける支援策を紹介します」
○重版
重版までに間が空いてしまい、品切れかと思われているかもしれない一冊、ご紹介です。
江森一郎 著『体罰の社会史 新装版』
四六判並製288頁・本体2400円(税別)
ISBN 978-4-7885-1335-8 C1021
分野=教育・社会問題・歴史
こちらで復刊時にお寄せいただいた、広田照幸先生の推薦のことばをお読みいただけます。
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2013/04/post-7805.html
◇近刊情報
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11月上旬発売予定
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塚田みちる・岡本依子・菅野幸恵 著
『エピソードで学ぶ保育のための心理学』
──子ども理解のまなざし
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A5判並製248頁・本体2100円+税別
ISBN 978-4-7885-1656-4 C1011
ジャンル=発達心理学・保育
保育者を目指す学生が乳幼児期の子ども理解を深め、その支援を生き生きと学べるよう、具体的エピソードと発達心理学の知見を交互に配してわかりやすく解説。新しい保育者養成の教育過程に対応し、保育士資格における指定科目のテキストとして最適。
著者プロフィール
塚田みちる(神戸女子短期大学准教授)
岡本依子(立正大学教授)
菅野幸恵(青山学院女子短期大学教授)
*大好評『エピソードで学ぶ乳幼児の発達心理学』
『エピソードで学ぶ赤ちゃんの発達と子育て』に続く、「エピソードで学ぶ」シリーズ第3弾!
11月下旬発売予定
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実重重実 著
『生物に世界はどう見えるか』
──感覚と意識の階層進化
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四六判並製並製224頁・本体2400円+税別
ISBN 978-4-7885-1659-5 C1045
ジャンル=生物・科学
細菌から植物、カビ、動物まで、あらゆる生物は感覚を持ち、世界を認識している。それはどんな世界だろうか。私たちの意識は、そこからどのような過程を経て生まれてきたのだろうか。最新の知見に基づきつつ想像力も駆使して生物の中に潜り込む探索行。
著者プロフィール
元・農林水産省農村振興局長
現全国山村振興連盟常務理事兼事務局長
*農林水産省で幅広く動植物に関わった経験と発生生物学研究の融合から生まれた書!
12月上旬発売予定
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平川祐弘 編 (祐は旧字)
『森鷗外事典』
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A5判上製752頁・予価12000円+税別
ISBN 978-4-7885-1658-8 C1090
ジャンル=文学
陸軍軍医として最高地位にまで上り詰めながら、文学者としても漱石とともに近代日本文学の双璧といわれてきた森鷗外。しかし不思議なことに、まだ本格的な文学事典がなかった。本書は、鷗外の全貌と魅力を現代の読者に生き生きと伝えるものです。
編者プロフィール
東京大学名誉教授
*国文学者のみならず、比較文学者、医者などが参加する、初めての学術的鷗外文学事典。
*鷗外の医学者・自然科学者としての側面をも積極的に照射する。
*項目数338
*執筆者41人、執筆者は平川祐弘ほか嵐山光三郎、大島真木、金子幸代、古田島洋介、西澤光義、島内裕子、清田文武、清水孝純、秦郁彦、山崎一穎、森まゆみなど諸氏。
12月中旬発売予定
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山 愛美 著
『村上春樹、方法としての小説』
――記憶の古層へ
『村上春樹、その創作の秘密』(仮題)
─「物語」の力とはどういうものか?
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四六判並製244頁・本体2600円+税別
ISBN 978-4-7885-1657-1 C1090
ジャンル=臨床心理学・思想・文学
村上春樹は、小説という枠組みの中で自らの心の深みに下降し、「物語」が自発的に語り始める場を作り出す。そういった創作過程をともに体験する読み方を心理臨床の立場から提示し、なぜ村上の作品が多くの人を力づけ、惹きつけ続けているのかを探る。
※国や文化、民族を超えて読まれているのはなぜか?
※村上春樹を読み直したくなる一冊!
編者プロフィール
京都先端科学大学人文学部心理学科教授
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◇奥付
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次回発行は2019年12月上旬を予定しております。
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