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2019年11月15日 (金)

服部徹也著『はじまりの漱石』書評掲載 2019年11月9日号「図書新聞」 

・服部徹也著『はじまりの漱石―『文学論』と初期創作の生成』の書評が、2019年11月9日号「図書新聞」に掲載されました。評者は中山弘明氏。評者の先生、掲載誌ご担当者のかたに、心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。



文学とはそもそも何か? 文学研究に未来はあるのか? 人文科学が窮地に置かれている現在、この問いはますます重い。そこで漱石となる。異郷のロンドンで、孤立無援な彼が一人格闘してきた言わば原理論としての『文学論』は、一般には小説家との乖離から破綻した「失敗作」とのレッテルを長く貼られた。一方研究者のレベルは漱石の旧蔵書を遡る財源研究からストイックに「理論家漱石」が顕彰されもした。そこに近年新しい動きが見え始めた。例えばゲーム作家でもある山本貴光が『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)で投げかけた問いは、新たにこの『文学論』を現在にアップデートする戦略として注目を集めた。そして若手漱石研究家としてすでに定評のある服部氏が、その博論をいよいよ大部な著書として刊行した。その硬質でクリティカルな文体に圧倒される。・・・・・・

9784788516434『はじまりの漱石 』
『文学論』と初期創作の生成

服部 徹也 著
2019/09/06
ISBN 9784788516434
A5・400ページ
本体4,600円+税

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