近刊情報 ◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第192号■
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2019年8月21日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第192号■
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◇トピックス
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〇イベント
リービ英雄さん×温又柔さん トークイベント 「旅立つことば」
『バイリンガル・エキサイトメント』(岩波書店)、
『「国語」から旅立って』(新曜社)刊行記念
2019.09.07 SAT 18:00 - 20:00
https://www.jimbocho-book.jp/event/?eventYear=2019&eventMonth=09
〇書評など
温又柔氏『「国語」から旅立って』の書評が『読売新聞』(7月21日付)に掲
載されました。評者は加藤徹氏。評者の先生にこころよりお礼申し上げます。
「・・・・・・逃げた先は大学院だった。ゼミの担当教授は、アメリカ生まれの日本
語作家、リービ英雄氏。著者は、そのゼミで取りあげられた、韓国と日本のあ
いだで葛藤した李良枝氏の小説を熱烈に愛読し、自分も作家となる。台湾人と
しても日本人としても中途半端な存在だと嘆くことは、もはやない。人は誰し
も、自分は失敗作なのか、と悩み、本当の自分を探す旅に出る。陳舜臣氏の自
伝的小説『星雲の軸』もそうだったが、本書もまた、悩む力、旅に出る勇気の
大切さを思い出させてくれる」
温又柔氏『「国語」から旅立って』の書評が、2019年8月17日付「図書新聞」
に掲載されました。評者は大和志保氏。評者の先生にこころよりお礼申し上げ
ます。また2019年8月18日付毎日新聞にも書評掲載されました。
友田明美・藤澤玲子著『虐待が脳を変える』の書評が全国私立保育園連盟発行
の「保育通信」2019年8月号に掲載されました。評者は吉田久氏。評者の先生
にこころよりお礼申し上げます。
「・・・・・・「人間には子育ての本能は備わっているが、方法は知っているわけで
はない」これは、本書の中で最も印象に残っている言葉です。授乳の仕方、離
乳食の作り方など、他の誰かに教わらないとできません。何もわからないまま
親になります。今はいろいろな情報があって、それに惑わされ、プレッシャー
になったりもします。本来、子どもは社会の宝であり、未来を担う人材のはず
です。社会全体で見守っていく姿勢や政策がないと、虐待はなくならないでし
ょう。・・・・・・」
https://shin-yo-sha.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-af06c8.html
◇近刊情報
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9月上旬発売予定
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川上清文・高井清子 編
岸本健・宮津寿美香・川上文人・中山博子・久保田桂子 著
『対人関係の発達心理学』
──子どもたちの世界に近づく、とらえる
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A5並製144頁・本体1800円+税別
ISBN 978-4-7885-1646-5 C1011
ジャンル=発達心理学
人がコミュニケーション能力を獲得していく過程は不思議と魅力に満ちている。
乳幼児の利他行動、子どもの指さしの意味、笑顔の発達と進化、乳児の泣き声
と大人の捉え方、青年期の母娘の関係の変遷──5つのトピックを軸に最新の
研究成果を紹介。
編者プロフィール
川上清文:聖心女子大学現代教養学部教授
高井清子:日本女子大学名誉教授
9月上旬発売予定
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鈴木七美 著
『エイジングフレンドリー・コミュニティ』
──超高齢社会における人生最終章の暮らし方
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四六判並製256頁・本体2800円+税別
ISBN 978-4-7885-1645-8 C1036
ジャンル=高齢者福祉、介護、老年学
人生の最終段階、支援が必要になったとき、誰とどこで暮らすのか。問題は
「自宅か施設か」ではなく、どこにあっても生活をいかに楽しむか、だ。福祉
先進国デンマークをはじめ、世界各国で調査を重ねてきた著者が、高齢者の人
生の物語を克明に描く。
著者 国立民族学博物館/総合研究大学院大学教授
*高齢者の「心地よい居場所」とは──世界各国の先進的事例から、日本のケ
アの取り組みまで
*「ケアする人」の立場にも光を当てる
9月中旬発売予定
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谷本奈穂 著
『美容整形と化粧の社会学 【新装版】』
──プラスティックな身体
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四六判並製316頁・本体3200円+税別
ISBN 978-4-7885-1649-6 C1036
ジャンル=社会学
自然な身体から、加工対象としての身体へ──。変容する身体観を先鋭的に表
す美容整形。病理、美しさの強要、女性の自己決定といった従来の語りをこえ
て、現代人の自己表現や自己感覚を活写した、この分野初の意欲作を新装復刊。
著者 関西大学総合情報学部教授。専門は現代文化論。
*身体は自己表現のツール?
*現代的アイデンティティの表現をあざやかに提示
9月下旬発売予定
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佐藤邦政 著
『善い学びとはなにか』
〈問いほぐし〉と〈知の正義〉の教育哲学
下記より書名変更しました
『〈問いほぐし〉の教育哲学(仮)』
──問答から学び人を作る
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四六判並製268頁・予価2600円+税別
ISBN 978-4-7885-1648-9 C1010
ジャンル=哲学・教育・心理学
善い学びとは何だろうか。ソクラテスの問答や寺子屋をヒントに我々が求める
認識的な善の定義を探究し、あるべき〈問いほぐし〉の実践を提唱する。社会
における知についての不正義を減らし、我々が〈学び人〉へと変わるための哲
学を求めた提起の書。
著者 敬愛大学国際学部准教授
*個人の変容だけではなく社会的変容からも考える最新の教育哲学
9月中旬発売予定
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サトウタツヤ・春日秀朗・神崎真実(編)
『ワードマップ 質的研究法マッピング』
──新しい子ども学の基礎理論のために
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四六判並製288頁・予価2500円+税別
ISBN 978-4-7885-1647-2 C1011
ジャンル=心理学・質的研究・社会学・看護学
質的研究では様々な研究法が登場しているが、どのような異同や関連性がある
のだろうか? 本書は、質的研究全体を俯瞰し最適な研究法を選ぶための地図。
主要な研究法や概念を独自の観点から整理し、それぞれの第一人者が解説した
これまでにない一冊。
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◇奥付
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次回発行は2019年9月下旬を予定しております。
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