新刊 木村忠正『ハイブリッド・エスノグラフィー』
木村忠正 著
ハイブリッド・エスノグラフィー
――NC(ネットワークコミュニケーション)研究の質的方法と実践
A5判並製336頁
定価:本体3200円+税
発売日 2018年11月1日
ISBN 978-4-7885-1583-3
10月30日配本、11月1日頃書店にて発売予定です。
本書は、ネットワークコミュニケーションに対して質的研究、エスノグラフィーの観点からアプローチする方法論を展開するものであり、次の3つの関心領域が重なり合う地点における筆者の調査研究活動に立脚している。
(1) ネットワークコミュニケーション研究(CMC([Computer-Mediated Communication、コンピュータ媒介コミュニケーション]研究)とそこでの質的(エスノグラフィー)アプローチの果たす役割
(2) 質的研究、エスノグラフィーに関する方法論的議論(他/多分野におけるエスノグラフィーへの関心の高まりと人類学における懐疑・模索)
(3) デジタルネットワーク拡大に伴う方法論的革新、とくに、〈定性〉〈定量〉を対称的に扱い、複合的に調査、分析を行う方法論(これを本書は「ハイブリッドメソッド」と呼ぶ)の必要性。
筆者は、文化人類学という質的研究こそが・・・・・・・・
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