新刊 熊谷高幸『「心の理論」テストはほんとうは何を測っているのか?』
熊谷高幸 著
「心の理論」テストはほんとうは何を測っているのか?
――子どもが行動シナリオに気づくとき
四六判並製232頁
定価:本体2200円+税
発売日 2018年10月1日
ISBN 978-4-7885-1597-0
10月1日配本、10月3日頃書店にて発売予定です。
「心の理論」は、今では、子どもの発達にかかわる誰もが気にすることばになっている。しかし、その正体はわかりにくく、専門家だけが立ち入る分野になりつつある。このため、人々は、横目でそっと、このことばを見つめながら、通り過ぎていくのが現状である。
しかし、「心の理論」は、人の心を読む能力なのだから、子どもが人々とかかわる中で形成されていくはずである。だから、人々がかかわる、その現場から離れたところで議論が進められているのは非常に残念な状態である。
本書で述べてきたように、心を読む行為は、行動を読む行為から生まれる。そして、・・・・・・・・
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