新刊 3.11霊性に抱かれて
東北学院大学震災の記録プロジェクト
金菱清(ゼミナール) 編
金菱清(ゼミナール) 編
3.11霊性に抱かれて
──魂といのちの生かされ方
四六判並製192頁
定価:本体1800円+税
発売日 2018年4月11日
ISBN 978-4-7885-1572-7
2018年4月5日配本 11日発売予定です。
被災地での5年以降とは、この能楽の世界に近いのではないかと感じることがある。本書で紹介するご遺族の方々の実例は、魂の奥底から大切な人を懇願したときに立ち現れる世界観なのである。そして、死者と共に進めていくくことができる時間が流れていることを意味する。この世界から肉体が消えてしまった人々は、過去の時勢に属することになる。ところが、生者がひたすら耳を澄ませて死者の声を聴こうとすると、死者は、過去と現在との境を越え、現在の時間を侵犯し続ける存在となる。霊性という死者と生者のあわいに着目しながら、本書の各章を読んでみると、「今は昔」語りが展開されることだろう。
(編者まえがきより) >>> まえがきを読む
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