新刊 山本 馨 『地域福祉実践の社会理論』
山本 馨 著
地域福祉実践の社会理論
――贈与論・認識論・規模論の統合的理解
A5判上製304頁
定価:本体4200円+税
発売日 18.03.10
ISBN 978-4-7885-1573-4
3月19日配本 3月23日発売予定です。
定価:本体4200円+税
発売日 18.03.10
ISBN 978-4-7885-1573-4
3月19日配本 3月23日発売予定です。
本書は、筆者が上智大学大学院総合人間科学研究科に提出し、社会学博士学位を授与された論文「地域福祉の比較社会学」(二〇一六年)に加筆修正を加えたものである。本書の議論の中心となる論文は、第二回福祉社会学会奨励賞を受賞した「地域福祉実践の規模論的理解―贈与類型との親和性に着目して」(『福祉社会学研究』vol.8 2011)であるが、この論文は、発表後に「比較福祉研究の新展開」について論じた(『福祉社会学研究』vol.14 2017)ものであるとの評価をいただいた。
つまり本書は、地域福祉実践についての社会調査を比較分析することにより社会理論化することを目指した新しい比較社会学の具体的な方法についての研究書となっている。
考えてみると、本書は結果的に、デンマーク出身の社会学者エスピン=アンデルセンへのオマージュとなっているのではないか、ということに思い当たった。おそらく私は、アンデルセンが試みているような比較社会学の研究書、すなわち・・・・・・・・
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