新刊 帯刀益夫『利己的細胞』
帯刀益夫 著
四六判並製288頁
定価:本体2600円+税
発売日 18.4.5
ISBN 978-4-7885-1577-2
4月3日配本 4月6日発売予定です。
定価:本体2600円+税
発売日 18.4.5
ISBN 978-4-7885-1577-2
4月3日配本 4月6日発売予定です。
宇宙論では、「我々がここにいて観測できるように世界は微調整されている」という仮説を「人間原理」と呼んでいます。最近の宇宙論では、ユニバースだけでなく、マルチバース、つまりたくさんの宇宙が並行して存在し、その中に、知能を持つ「生命体」が生まれたことで観測ができるようになった宇宙が、ユニバースとしてその実在が確認されるという説もあります。このような宇宙論の暫定的定義によれば、「生命体」なるものは、「ダーウィン進化が可能な化学システム」ということになるといいます。
我々人間は、この「生命体」の1つの姿としてこの宇宙に存在しています。リチャード・ドーキンスは、『利己的遺伝子』( The Selfish Gene )の冒頭で、「ある惑星上で知的な生物が成熟したといえるのは、その生物が自己の存在理由をはじめてみいだしたときである」と述べ、地球外生物と邂逅できるようになった時、・・・・・・・・
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