書評 鹿嶋敬著『男女平等は進化したか』 2017年1月26日付「週刊読書人」
鹿嶋敬著『男女平等は進化したか』が2018年1月26日付「週刊読書人」に書評掲載されました。評者は皆川満寿美氏。掲載紙ご担当者様、皆川先生、ありがとうございました。心よりお礼を申し上げます。
……何より、男女共同参画会議に置かれた専門調査会で策定する計画案は、政府に提出後は委員は関与できないのであり、どれほど計画に反映されるかは保証の限りではない(実際、4次計画でも、驚くような内容の変更があった)。さらに言えば、書かれた計画がどれほど実行されるかも、定かではない。有識者としてなしうることには限りがあるのだ。そういう限界を知りながら、また、ジェンダーギャップ指数ランキング114位(2017年)という事実を前にしながら、「日本社会の男女平等は進んだか」という問題に答えようとする本書が伝えていることは何だろう。
それは日本の行政に埋め込まれた貴重なしくみを、有効に作動させようとする努力である。例えば、第3次計画策定時、男女共同参画会議の中で、……
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鹿嶋 敬 著
四六判上製368頁
定価:本体3600円+税
発売日 17.7.15
ISBN 978-4-7885-1528-4
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