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新刊 ジャン=ノエル・ミサ、パスカル・ヌーヴェル『ドーピングの哲学』

9784788515468

ジャン=ノエル・ミサ、パスカル・ヌーヴェル 編
橋本一径 訳

ドーピングの哲学
――タブー視からの脱却

四六判上製328頁
定価:本体4300円+税
発売日 17.10.31

ISBN 978-4-7885-1546-8

見本出来ました。
11月2日ごろ書店に並びます。

序章

クロード・オリヴィエ・ドロン

 いつまでも変わらずに今日的であるという、不思議な特徴を持ったテーマが存在する。メディアは自分たちの時事性をたやすく更新してくれるようなものに敏感であるので、そのようなテーマがお気に入りである。スポーツにおけるドーピングがそうしたテーマであることは間違いない。ジャン=ノエル・ミサとパスカル・ヌーヴェルの発案により、カンギレム・センターは、ドーピングをテーマにしたシンポジウムを、二〇一〇年五月に開催した。招待されたさまざまな研究者や実務家(哲学者、スポーツ医、社会学者ら)が、この問題について議論を交わしている間にも、現実あるいは推測の「事件」が、メディアの見出しを賑わせていた。イタリアのフランコ・ペッリツォッティは「生体パスポートの異常値のために」ツール・ド・フランスへの出場を禁じられたところであり、ポーランドの女子クロスカントリー・スキー選手コーネリア・マレクはエリスロポエチンの陽性反応のために出場停止処分を受け、主要な大会を離れたところでも、トム・ボーネンとリシャール・ガスケが、

・・・・・・

《もっと読む ドーピングの哲学 序章》

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