新刊 中田基昭『遊びのリアリティー』
中田基昭 編著/大岩みちの・横井紘子 著
遊びのリアリティー
―事例から読み解く子どもの豊かさと奥深さ
四六判並製260頁
定価:本体2400円+税
発売日 16.4.15
ISBN 978-4-7885-1454-6
見本出来ました。
4月21日ごろ書店に並びます。
子どもの遊びは、……戯れではなく、高尚な真剣さと深遠な意義をそなえている。
乳児は、「微笑みを通して初めて……人間精神とお互いに通じ合うようになり、初めてそれと一体化することに至[1]る」(Frobel, II S. 386, 三338-339頁)という言葉は、乳幼児教育学の理論的基盤を構築し、幼稚園の普及に大きな貢献を成したため、乳幼児教育学の父と称されている、フレー ベルの言葉である。乳児と目が合うと、どれほど嫌な気持ちに苛まれていても、気持ちが和まされ、幸せな気分に満たされる、といったことは、おそらく私たち の誰もが経験したことではないだろうか。
仕事に疲れて帰宅した親が、屈託なくスヤスヤと寝息をたてている我が子の寝顔を見つめているだけで、一日の疲れが消えていき、幸せな気分に満たされる、ということもしばしば耳にする。
こうしたことからすると、乳児や幼児との出会いは、私たちにとって、一服の清涼剤であるかのようだ。いやむしろ、嫌な気持ちに・・・・・・
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