記事ほか重版日のお知らせ 金菱清〔ゼミナール)『呼び覚まされる霊性の震災学』
「死者」とともに歩む街 なぜ、被災地に「幽霊」がでるのか?
そして、大切な人の死と、どう向き合うのか。
という記事が、
「BuzzFeed News」に掲載されました。記者は 石戸諭 氏。
その後、この記事が、2月11日、yahooに掲載されました。
たいへんご迷惑をおかけいたしますが、2月23日に重版できます。しばらくお待ちください。
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被災地の幽霊ある学生が書いた卒業論文が話題になっている。「呼び覚まされる霊性の震災学」(新曜社)に収録された「死者たちが通う街?タクシードライバーの幽霊現象」だ。
東北学院大の工藤優花さんが宮城県石巻市のタクシー運転手が実際にあった幽霊について聞き取り、まとめたものだ。
津波被災地で幽霊をのせたタクシー運転手がいる。そこだけが切り取られ、「幽霊はいる」「非科学的なもので、論文とはいえない」といった声がネットにあふれた。
現場から問う死生観 『死者』『喪失感』と向き合う
卒論を指導した社会学者の金菱清教授は、苦笑混じりに語る。
「幽霊をみることもよりも、幽霊現象を通して死生観、『死者』との向き合い方を考察することがこの論文の主題なのに」
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金菱清〔ゼミナール)編
東北学院大学震災の記録プロジェクト
四六判並製200頁
定価:本体2200円+税
発売日 16.1.20
ISBN 978-4-7885-1457-7
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