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書評 山岸明子 著 心理学で文学を読む

山岸明子 著 心理学で文学を読む――困難を乗り越える力を育む
の書評が、「紀伊國屋書店書評空間 Kinokuniya Booklog 」に掲載されました。
評者は根井雅弘先生。評者の先生、掲載メディアご担当者さまに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。



・・・・・・さて、著者の専門は発達心理学だが、あとがきによれば、「作家の直観と洞察」が発達心理学の知見と一致することに気づき、本書の構想をあたためてきたという。取り上げられている文学作品の大半は、村上春樹、小川洋子、大江健三郎、遠藤周作、夏目漱石、森鴎外、モンゴメリなど著名なものばかりであり、その点では、心理学では古くから重要なテーマ(「不適応に陥った者の治療・回復」)を考察するにはよき題材になると思われるが、そればかりでなく、最近の「レジリエンス」(精神的回復力)の研究から得られる知見との比較検討も豊富に紹介されている。・・・・・・

《すべてを読む 紀伊國屋書店書評空間 Kinokuniya Booklog

9784788514355

山岸明子 著

心理学で文学を読む
――困難を乗り越える力を育む

四六判上製208頁
定価:本体2200円+税
発売日 15.5.15
ISBN 978-4-7885-1435-5

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