◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第152号■
2015年8月12日発行
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◎新曜社<新刊の御案内>■メール版 第152号■
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◇トピックス
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お知らせなど
●鶴見俊輔氏が7月20日、亡くなりました。
弊社では鶴見俊輔氏の『戦争が遺したもの──鶴見俊輔に戦後世代が聞く』 という書籍を10年前に出版しております。上野千鶴子氏と小熊英二氏という「妥協を知らぬ」二人の聞き手をえて、とことん語り尽くした書籍です。
憲法についての議論、あるいは安保条約改正をめぐる激しい議論がおきている現在、本書がよりアクチュアルに感じられます。
「リベラル、鶴見俊輔氏のための言葉 上野千鶴子氏追悼文」
朝日新聞7月24日2015年
http://www.asahi.com/articles/ASH7R5WJ8H7RUZVL006.html
●心理学書販売研究会、フェアのお知らせです。
「丸善丸の内発・今、読まれている心理学」
心理学書販売研究会、フェアのお知らせです。東京・丸善丸の内本店3階、ミニ平台にて、 連続フェア企画 「丸善丸の内発・今、読まれている心理学」を開催しております。
書店で「本当に売れている」基本図書をテーマ別に選び、各テーマごと1ヶ月程度展開します。
第4弾のテーマは「子育てにも効く乳幼児の心理学」です。
期間は2015年8月10日(月)から9月10日(木)を予定しています。
http://shinpanken.blogspot.jp/2015/08/3.html
また三省堂書店神保町本店さま、5階 心理学書コーナー前 壁面だなにて
「ここにあります! 売れている心理学書500」
を開催しております。
厳選の「心理学の今」がわかる話題書を始め、必携の定番書、いつの時代でも変わらないロングセラー書及び話題の新刊がフェア会場にて、ジャンル別ご覧になれます。
期間は2015年7月1日(水)~8月31日(月)
http://shinpanken.blogspot.jp/2015/07/500.html
両フェアともに、皆様のお越しを心よりお待ちしております。
書評・紹介
●web雑誌・NEWSポストセブンに弊社『コピペと言われないレポートの書き方教室 3つのステップ』( 山口裕之著)がとりあげられました。本書のために書かれたといっても言い過ぎではないこの記事、記者の方には心よりお礼を申し上げます。
たしかによく売れております。大学生に限らず、中学生・高校生の「調べ学習」のさいの参考書として営業しております。
NEWSポストセブン
「コピペさせない論文ガイド本」が好調 担当編集者の思いは」
http://www.news-postseven.com/archives/20150720_337058.html
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◇近刊情報
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9月上旬発売予定
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『論壇日記 2011.4~2013.4』 (仮題)
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小熊英二 著
四六判上製328頁・本体2400円+税
ISBN 978-4-7885-1442-3 C1030
希望陳列コーナー=現代思想・社会問題・社会学
来るべき知を読む
2011年、日本は大震災・原発事故という未曽有の災厄に見舞われ、 このときをもって?新たな戦後の始まり?や、その逆に?戦後日本の終わり?という歴史の画期と評する議論が論壇を賑わせました。しかし、難題解決には「画期」だと興奮した声を上げるよりも、何が変わり何が変わらないのか、本質的な持続と変化の見極めこそが重要でしょう。近─現代日本を深層まで読み解いてきた著者は、現代の時評においても読み手としての力を存分にふるい、混迷する思想界から、原発、復興、ポピュリズム、経済低迷等の難題に向き合う力のある論考を丹念に拾い上げます。安易な賛否を語らず、真に解くべき課題の所在を示し、新たな知に光をあてる、王道の時評集です。「『朝日新聞』論壇メモ」と「『週刊エコノミスト』連載・「読書日記」」(2011年~2013年春)をもとに加筆修正。続編も近刊予定です。
8月下旬発売予定
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『林知己夫の生涯』 (仮題)
──データサイエンスの開拓者がめざしたもの
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丸山久美子 著
四六判上製260頁・予価3200円+税
ISBN 978-4-7885-1446-1 C1041
希望陳列コーナー=統計学・数学、科学読み物
データの面白さにとり憑かれた人!
いまや、コンピュータの発達により、膨大なデータの処理が容易になり、統計数理的方法論やデータ解析は単なるツールになり、結果だけが重視されるようになりました。そこでは「データとは何か」などを問うことは余計なことと見なされがちです。しかし、「データ」に対する考え方、理念・哲学がなければ、たやすく結果に振り回され、何のためのデータ解析か、分からなくなってしまいます。日本で最初に、データサイエンス、「データの科学」を提唱し、データをあらゆる角度からじっくり見つめることの重要性を説いた、統計学者・林知己夫は、数量化理論を開発し、行動計量学会を組織するなど、専門分野ではもちろん瞠目すべき活躍をしましたが、人間的にもヴァレリーに心酔し、フルートを嗜むなど、魅力的な人でした。本書は、愛弟子の著者が、そのような林のあらゆる面を多面的に描いたものです。そこには、データ、データサイエンスに対する林の熱い想いが語られていて、今日の繁栄のなかで忘れられがちなデータサイエンスの「初心・本筋」を思い出させてくれるでしょう。
8月下旬発売予定
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『脳の発達科学』
──発達科学ハンドブック8
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日本発達心理学会 編/榊原洋一・米田英嗣 責任編集
A5判上製328頁+カラー口絵13頁
本体3800円+税
ISBN 978-4-7885-1444-7 C1011
分野=発達心理学、脳科学
脳科学からみた発達論
脳機能イメージング等の普及により人の脳内の活動をリアルタイムで可視化できるようになり、発達心理学にも革命的な変化がもたらされています。しかし、「人の発達」に安易に脳科学の知見をあてはめることは危険でもあります。まずは、何がどこまで明らかになっているのか、今後検討すべき課題は何かを明確にする必要があるのです。発達心理学者と脳科学者による領域架橋的な研究はいかにして可能なのか──発達脳科学の基礎から方法論、言語・記憶・発達障害など各分野の最先端の研究成果まで、第一線の科学者が懇切に紹介します。
シリーズ発達科学ハンドブック
http://www.shin-yo-sha.co.jp/series/developmental_science.htm
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◇奥付
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次回発行は2015年9月中旬を予定しております。
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