新刊 ピーター・バーク『知識の社会史2』
ピーター・バーク 著/井山弘幸 訳
四六判上製536頁
定価:本体4800円+税
発売日 15.7.15
ISBN 978-4-7885-1433-1
見本出来ました。
7月21日ごろ書店に並びます。
「知識の歴史はいまだ書かれていない」。経営理論家で未来学者でもあるピーター・ドラッカーは一九九三年にこう断言し、この主題が「ここ二、三十年のう ちに」重要な研究領域となると予言した。ドラッカーもこのときばかりは少々時流に遅れていたようで、知識の歴史への関心はその当時すでに広まりつつあっ た。『知は力なり』(Knowledge is Power, 1989)とか、『知識の諸分野』(Fields of Knowledge, 1992)、あるいは『植民地主義とその知識形態』(Colonialism and its Forms of Knowledge, 1996)といった表題の書物が歴史家によって書かれていたからである。
『知識の社会史―グーテンベルクからディドロまで』(二〇〇〇年)を書いた頃、私は「知識社会学」の草分け的存在であるハンガリー人、カール・マンハイムに先んじて目をつけ、長年関心を抱いてきたことを自負していたけれど、、、・・・・・・
« 書評 東 園子 著 宝塚・やおい、愛の読み替え 6/28付 朝日新聞掲載 | トップページ | 書評 東 園子 著 宝塚・やおい、愛の読み替え 7/12付 信濃毎日新聞掲載 »
「新刊」カテゴリの記事
- 書評 井上雅雄 著『戦後日本映画史』@図書新聞 2023年1月14日号 付(2023.01.11)
- 新刊 いのちに寄り添う自宅介護マニュアル(2021.06.21)
- 新刊 山 祐嗣 著 『「生きにくさ」はどこからくるのか』(2019.06.26)
- 新刊 中田基昭 編著 『保育のまなざし』(2019.06.13)
- 新刊 飯長喜一郎・園田雅代 編著『私とパーソンセンタード・アプローチ』(2019.06.11)
« 書評 東 園子 著 宝塚・やおい、愛の読み替え 6/28付 朝日新聞掲載 | トップページ | 書評 東 園子 著 宝塚・やおい、愛の読み替え 7/12付 信濃毎日新聞掲載 »
コメント