書評 桜井 厚・石川良子 編 ライフストーリー研究に何ができるか
桜井 厚・石川良子 編
ライフストーリー研究に何ができるか
――対話的構築主義の批判的継承
の書評が、週刊読書人 2015年5月15日号に掲載されました。評者は好井裕明氏。
書評紙ご担当者さま、書評くださいました先生には心よりお礼申し上げます。
・・・・・・これまでの調査体験を反芻しながら、肩の力を抜いて「モノローグからポリフォニーへ」とライフストーリ-研究のあるべき姿を構想する桜井の論考は、その自然な文体や語り口からいわく言い難い方法的反省の力が読みとれ、さすがだと思わず唸ってしまう。それに続く若手の論考はそれぞれがめざしたい研究の方向への思いがこもり、これまた面白い。彼らにとって読み解くべき乗り越えるべき大きな「謎」として立ちはだかる言葉が「対話的構築主義」なのである。質的資料を扱う研究としてのライフヒストリーは、実証主義的、解釈的客観主義的の二つに大きく分類されるという。ただ桜井は相互行為としてのインタビュー、「いま、ここ」での語りあいを通して語られる意味が創造されていくダイナミックなプロセスとしての聞き取りをライフストーリ-研究として捉え、その望ましい形が「対話的構築主義」的だと説明する・・・・・・
ライフストーリー研究に何ができるか
――対話的構築主義の批判的継承
四六判上製266頁
定価:本体2200円+税
発売日 15.4.9
ISBN 978-4-7885-1398-3
見本出来ました。4月9日配本です。
4月13日ごろ書店に並びます。
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