書評 東 園子 著 宝塚・やおい、愛の読み替え 6/28付 朝日新聞掲載
「同性の友愛 サブカルが映す」
東 園子 著
宝塚・やおい、愛の読み替え
――女性とポピュラーカルチャーの社会学
四六判上製344頁
定価:本体3400円+税
発売日 15.4.20
ISBN 978-4-7885-1416-4
の書評が、朝日新聞 2015年6月28日付 に掲載されました。評者は武田徹氏。
ご書評いただきました先生と、掲載紙ご担当様にはこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。
女性が「男役」と「娘役」を演じる宝塚歌劇に女性観客が嬌声(きょうせい)をあげる。漫画やアニメの男性キャラクターを同性愛関係に仕立て直した「やおい」を女性が同人誌に投稿し、多くの女性読者を得る。
本書はこうした現象を対象として同性、異性それぞれの間の恋愛(性愛)と友愛のあり方を分析してゆく。
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