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新刊 苧阪直行『成長し衰退する脳』

9784788514270

苧阪直行 編

成長し衰退する脳
――神経発達学と神経加齢学

四六判392ページ+カラー口絵15頁
定価:本体4500円+税
発売日 15.3.30
ISBN 978-4-7885-1427-0

見本出来ました。4月1日配本です。
4月3日ごろ書店に並びます。

神経発達学と神経加齢学 への序(抜粋)

  社会脳シリーズ第8巻『成長し衰退する脳─神経発達学と神経加齢学』は社会脳からみた認識と行動の発生・発達を扱う神経発達学 (neurodevelopments)と加齢による衰退を扱う神経加齢学(neuroaging)をともに取り上げる。発達と加齢は異なる領域として別 に扱われる場合が多いが、本巻ではヒトの一生を俯瞰するパースペクティブから社会脳を通して、両者を連続した時間軸の中でとらえる試みをおこなった。国連 の統計によると2020年までに世界の65歳以上の高齢者人口は5歳以下の幼児人口を上回るという。そして、世界保健機構は2050年には世界の認知症患 者は1億3千5百万人に達すると予測している。ひるがえってわが国をみると、すでに少子高齢化は急速に進展中であり、30年後には認知症は1千万人近くに 達すると予測されている(苧阪 2014)。成長する脳と衰退する脳のバランスが失われると社会がどう変わるのかを予測する必要がある。

 xiページの図1に示すように、発達の区分としては生誕後28日以内を新生児(neonate)、29日から12ヶ月未満を乳児(infant)、 1~6歳を幼児(preschool children)、6~12歳を児童(school children)、さらに12歳以降を青年(adolescent)と呼んでいる。

    ・・・・・・

《もっと読む 成長し衰退する脳─神経発達学と神経加齢学 への序(抜粋)》

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