書評 2015年3月15日讀賣新聞掲載、青山陽子著『病いの共同体』
青山陽子 著 病いの共同体
の書評が、2015年3月15日付、「讀賣新聞」書評に掲載されました。評者は若松英輔氏。評者の先生、掲載紙ご担当者様にはこころよりお礼申し上げます。ありがとうございました。
・・・・・・手にした知識と概念をひとたび手放し、観察する立場から信頼に裏打ちされた仲間になったとき世界は変わった。題名にもある「共同体」の実相が著者の前に忽然と現れてくる。それは、人間が「われ」から私益を離れた「われわれ」に変貌する場だった。 ・・・・・・ことに資料館をめぐる記述は秀逸だ。著者は十年以上にわたって人々と交わり、本書を紡ぎあげた。単に優れた研究書ではない。広く語られることのなかった真実の証言を無私の精神で引き受けた思想作品とも呼ぶべき一冊である。
A5判上製320頁
定価:本体3600円+税
発売日 14.11.13
ISBN 978-4-7885-1412-6
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