新刊 船越明子『ひきこもり』
船越明子 著
四六判192頁並製
定価:本体1800円+税
発売日 15.1.25
ISBN 978-4-7885-1418-8
見本出来ました。1月27日配本です。
1月29日ごろ書店に並びます。
「どうしたらいいんだろう」って、本当に闇の真っ暗闇の中で、悪戦苦闘していました。その時点ではまだ何もわかっていなくて、特にうちの子の場合は自殺未遂の経験もあって。本当に親も真っ暗闇で、「本当にどうして」っていう感じで。(母)
子どもが暗闇の中に入っちゃう。母親は一緒にその暗闇の中に入っちゃって何も見えなくなる。父親は(暗闇の)外から「あがって来いっ!!」て叫んでいる状態。「早くあがって来いよっ!!」って叫んでいる状態じゃなかったかな。(父)
子どもが《ひきこもり》という状態になったときの気持ちを、《暗闇》と表現する親は少なくありません。「親が変われば子どもも変わる」とはよく聞く言葉 ですが、この《暗闇》からどのように抜け出して、どこに向かっていくのでしょうか?また、支援をする側は、どのように家族をサポートすれば、変化を生み出 すことができるのでしょうか?さらに、どのように親が変化すれば、子どもがどのように変わってくれるのでしょうか?この本では、ひきこもり青年を抱える家 族を取り巻くこうした問いについて、実際の家族の体験談を通してお答えしていきます。
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