新刊 楠見 孝・道田泰司『ワードマップ 批判的思考』
楠見 孝・道田泰司 編
ワードマップ 批判的思考
――21世紀を生きぬくリテラシーの基盤
四六判304頁並製
定価:本体2600円+税
発売日 15.1.21
ISBN 978-4-7885-1414-0
見本出来ました。1月20日配本です。
1月23日ごろ書店に並びます。
本書は、批判的思考(クリティカルシンキング)とリテラシーに関する53個の基本ワードの解説を通して、21世紀を生きる市民のためのマップを描いたものです。
まず、本書のタイトルにある二つのワード「批判的思考」と「リテラシー」をマップの定点とするために説明します。
「批判的思考」は、「相手を非難すること」と誤解されることがあります。しかし、その本質は、証拠に基づいて論理的に考えたり、自分の考えが正しいかど うかを振り返り、立ち止まって考えたりすることにあります。ここでは、相手の意見に耳を傾けることが出発点であり、協同してより良い決定や問題解決をする ことを目的としています。したがって、相手を攻撃するためだけの批判は、批判的思考とはまったく逆のものです。
「リテラシー」は批判的思考を用いて情報を読み解く能力です。私たちは、マスメディアやインターネットなどから膨大な情報を受け取っており、その中に は、信頼性が低い情報も含まれています。そうした情報の中から、私たちには、生きていくために必要な健康、法律、科学などの情報を取捨選択し、自ら考え、 判断することが要求されます。そのために欠かせないものが、市民リテラシーです。
本書は、これらの二つの定点となるワードから、以下の三点を目的地としてマップを描きます。
① 21世紀の市民にとって、情報を読み解くリテラシーの重要性を伝え、それを支える批判的思考のしくみ・理論について
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