書評 仲真紀子・久保(川合)南海子『女性研究者とワークライフバランス』
の紹介が、京都新聞 2014年10月19日付にて掲載されました。
「出版あれこれ」
仕事と生活の調和を目指す「ワークライフバランス」。政府が女性の働きやすい社会づくりに力を入れているが、実態はどうなのだろうか。心理学の研究者らが自らの体験を基に実態と助言をまとめた仲真紀子、久保(川合)南海子編「女性研究者とワークライフバランス」=写真=が新曜社から出版された。仕事と妊娠・出産、遠距離結婚生活、主夫に支えられて、夫が育休を取った際の経済的デメリット―など、ケースごとに体験を報告し課題を挙げている。内田由紀子・京都大こころの未来研究センター准教授や、夫の立場から郷式徹・龍谷大教授も執筆。体験を語りながら、遠距離結婚の章で内田准教授が「子育てはやはり文字通り『かけがえのない』幸せをもたらしてくれる」と書くなど、結婚や子育てを考える女性に励ましを送っている。
仲真紀子・久保(川合)南海子 編
A5判並製144頁
定価:本体1600円+税
発売日 14.9.17
ISBN 978-4-7885-1406-5
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