新刊 近藤総子『自分と出会うアートセラピー』
近藤総子 編著
A5判並製260頁
定価:本体3400円+税
発売日 14.8.25
ISBN 978-4-7885-1393-8
見本出来ました。8月25日配本です。
8月28日ごろ書店に並びます。
私たちは意外に、「自分のこと」を知らないようです。そして「意外に自分のことを分かっていない」ことにも、ふだんあまり気づいていません。
アートセラピーの勉強会を始めたころの私たちもそうでした。
それどころか私たちは、「自分のことをもっと知りたい」とか、「自分のことが分かっていないから、つまずいたりトラブルが起きてしんどくなる」などとは、 考えてもいませんでした。せいぜい、「自分はよく人からカタイと言われるけど、甘えられずに育ったからしょうがない」などと、簡単に片付けてしまっていま した。
でも、言い訳をやめて、本当の自分を生きることができるなら!
私たちは、「アクティヴ・イマジネーションを用いたアートセラピー」を体験することができ、そのおかげで、目をみはるばかりの驚きや発見を通して、意識が拡大する感覚や深い変容に近づくことができました。
この本でご紹介するアートセラピーは、C・G・ユングが創始した「アクティヴ・イマジネーション」(能動的想像)の技法を用いて、絵に表現された「無意識 の思い」にアクティヴ(能動的)に関わっていった成果です。「自己成長」のためにはさまざまな方法がありますが、このアクティヴ・イマジネーションの技法 は、意識を拡大し、創造性を高め、人格の根底からの「変容」(変化)が起こるのを助けるもので、「これは二〇世紀におけるもっとも重要な発見の一つ」であ る、とも言われています。本書をお読みいただければ、その驚異的な力の一端がお分かりいただけると思います。
・・・・・・
« お知らせ 新曜社営業部 夏季休業 | トップページ | 新刊 秋田 巌『日本の心理療法 思想篇』 »
「新刊」カテゴリの記事
- 書評 井上雅雄 著『戦後日本映画史』@図書新聞 2023年1月14日号 付(2023.01.11)
- 新刊 いのちに寄り添う自宅介護マニュアル(2021.06.21)
- 新刊 山 祐嗣 著 『「生きにくさ」はどこからくるのか』(2019.06.26)
- 新刊 中田基昭 編著 『保育のまなざし』(2019.06.13)
- 新刊 飯長喜一郎・園田雅代 編著『私とパーソンセンタード・アプローチ』(2019.06.11)
コメント