« 新刊 香川めい・児玉英靖・相澤真一『〈高卒当然社会〉の戦後史』 | トップページ | 新刊 大澤真幸・塩原良和・橋本 努・和田伸一郎『ナショナリズムとグローバリズム』 »

図書新聞 2014年7月19日号 2014年上半期読書アンケート

図書新聞 2014年7月19日号 2014年上半期読書アンケートに弊社書籍が掲載されました。

遠藤野ゆり・大塚類『あたりまえを疑え!』 (金森修氏評)

「……臨床教育学という背景的学問構想の下に、いじめや発達障害、虐待などの深刻な教育問題を論じながら、それと同時に、われわれが抱きがちな固定概念を壊そうと試みる。これは教育学の優れた入門書であると共に、世界・他者・自己理解の関係を捉え直そうとする実践的哲学の書でもある」

阿部純一郎著『〈移動〉と〈比較〉の日本帝国史』 (坂野徹氏評)

「……近代日本のフィールドワークの開拓者と呼ばれる人類学者・鳥居龍蔵による台湾・中国調査の民族誌を丹念に読み解いた3章の議論が特に興味深かった」

97847885137619784788513594














河本英夫著『損傷したシステムはいかに創発・再生するか』 (小松美彦氏評)

「……触覚・発達・記憶などをめぐるオートポイエーシスを論じることを通して、まさにその言明すなわちオートポイエーシスそのものを読者に体感ささる「怪」作」

私市保彦・今井美恵著『「赤ずきん」のフォークロア』 (野上暁氏評)

「……混迷する現代社会の人びとの、内面に潜む原初的な情動を照射して想像力を刺激する」

9784788513709

9784788513624

« 新刊 香川めい・児玉英靖・相澤真一『〈高卒当然社会〉の戦後史』 | トップページ | 新刊 大澤真幸・塩原良和・橋本 努・和田伸一郎『ナショナリズムとグローバリズム』 »

書評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 図書新聞 2014年7月19日号 2014年上半期読書アンケート:

« 新刊 香川めい・児玉英靖・相澤真一『〈高卒当然社会〉の戦後史』 | トップページ | 新刊 大澤真幸・塩原良和・橋本 努・和田伸一郎『ナショナリズムとグローバリズム』 »

検索


  • カスタム検索
2025年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ツイッター

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

タイトルのみ表示


サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想