書評 森口佑介著『おさなごころを科学する』
四六判上製320頁
定価:本体2400円+税
発売日 14.3.10
ISBN 978-4-7885-1374-7
の書評が、2014年6月15日付新潟日報「にいがたの一冊」に掲載されました。評者は鈴木光太郎 新潟大学付属図書館長。
「・・・・・・本書は、最初にこうした乳幼児の認知能力の研究の歴史をたどり、乳幼児観の変遷を分かりやすく解説している。次に、乳幼児の有能さ、社会性、情報処理能力、脳の機能などにもとづく現在の主要な乳幼児観を手際よく紹介し、検討を加えている。最後に、ヒトの進化によって獲得された能力という観点も入れて、著者自身の乳幼児観を提示している。
著者の森口佑介氏は上越教育大学准教授。日本の乳幼児の心の発達研究を牽引する期待の星である。氏は、大学院生の頃から自身のホームページ上で研究ブログを書き続けている(評者は数年前にこの魅力的なブログを見つけ、それ以来の読者だ)。本書はそれをもとに徹底的に練り直されて出来上がったものだ。そこには時間をかけた思索の跡が見える。
一般の読者も想定しているので、初学者にも、子育て真っ最中の方にもお勧めできる。現在の科学がどのように乳幼児の心の発達をとらえているかを知る上で好適の一冊だ」
評者の先生、掲載紙ご担当者様にはこころよりお礼申し上げます。
ありがとうございました
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