紹介 八木宏美著『違和感のイタリア』
八木宏美 著
『違和感のイタリア――人文学的観察記』
08.9.1
ISBN 978-4-7885-1123-1
46判304頁・定価2835円
2014年1月7日付産経新聞「産経抄」、ベルルスコーニ元首相、ACミラン、本田圭佑についての軽妙なエッセイのなかで取り上げられました。お礼申し上げます。
「産経抄」より
イタリア滞在歴30年を超える八木宏美さんによると、この国はあらゆる場面で、「違和感」を突きつけてくる。最初に受けたカルチャーショックは、到着直後に読んだイソップ物語だった。ライオンは捕まえたネズミを食べようとするが、命乞いを受け入れ逃がしてやる。何日かして罠にかかって動けなくなったライオンを、救い出したのはネズミだった。「ライオンとねずみ」を読んだ日本人の多くが、「情けはひとのためならず」のことわざを思い出すはずだ。イタリア人の解釈は違う。一見無害そうな人物でも思わぬ能力を発揮することがあるから、油断するな、というのだ(『違和感のイタリア』新曜社)・・・・・・。
« 新刊 帯刀益夫『遺伝子と文化選択』 | トップページ | 新刊 マーク・フリーマン『後知恵』 »
「書評」カテゴリの記事
- 書評 木村忠正著『ネット世論の構造』@産経新聞 2026年8月23日付(2026.08.25)
- 著者インタビュー『ジャーナリズムと記憶の社会学』著者、佐藤信吾さん@毎日新聞 2026年8月15日付(2026.08.19)
- 書評 木村忠正 著『ネット世論の構造』@週刊読書人 2026年8月14日付(2026.08.17)
- 書評 菅沼 明正 著『流転する伝統』@東京新聞 2026年7月4日付ほか(2026.05.27)
- 紹介 「毎日新聞」2026年5月4日付「今を生きる、今を書く:今読むべき一冊(その5)」=町田樹/67(2026.05.12)



コメント