« 新刊  私市保彦・今井美恵『「赤ずきん」のフォークロア』 | トップページ | 紹介 稲上毅著『ヴェブレンとその時代』 »

書評 中山元著『ハンナ・アレント〈世界への愛〉』

9784788513419

中山 元 著

ハンナ・アレント〈世界への愛〉

A5判上製520頁・定価5985円
発売日 13.10.25
ISBN 978-4-7885-1341-9

の書評が、12月15日 2013年 朝日新聞に掲載されました。
評者は水無田気流氏。

世界は他者とともに作るもの

・・・・・・(一方)アレントは他者へと向かう能動的なかかわりを基点として世界を立ち上げる。愛の内包する矛盾とは、世界や他者とのかかわりにおいて宿命的に表れる問題でもある。西欧思想史におけるこの問題を指摘しつつ、それでもなお、「世界は他者とともに作るもの」だという姿勢。それは、ハイデガーがアレントと袂を分かって後、何度か言及しつつも確証し得なかった、単独性の難問を解く鍵のようにも見える。・・・・・・

≪もっと読む 朝日新聞 書評サイトへ≫

評者の先生、掲載ブログご担当者に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

« 新刊  私市保彦・今井美恵『「赤ずきん」のフォークロア』 | トップページ | 紹介 稲上毅著『ヴェブレンとその時代』 »

書評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 書評 中山元著『ハンナ・アレント〈世界への愛〉』:

« 新刊  私市保彦・今井美恵『「赤ずきん」のフォークロア』 | トップページ | 紹介 稲上毅著『ヴェブレンとその時代』 »

検索


  • カスタム検索
2023年3月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

ツイッター

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

タイトルのみ表示


サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想