熊谷高幸著『タテ書きはことばの景色をつくる』
熊谷高幸 著
四六判並製184頁・定価1995円
発売日 13.10.3
ISBN 978-4-7885-1357-0 の紹介が
「新文化」2013年10月24日付、「注目! この本」に掲載されました。
「日本に住んでいると、容易に気づかないことがある。我われにとって身近な「タテ書き」が、絶滅の危機に瀕しているというのもそのひとつだ。
グローバル化でヨコ書きへのシフトが進み、中国や韓国も約半世紀前にタテ書きを廃止。タテ書きを用いているのは今や、世界でも日本など限られた地域である。そこでもスマホ、PCなどの普及が、タテ書き駆逐に拍車をかけている。
そんな状況に、強い危機感で一石を投ずる、『タテ書きはことばの景色をつくる』(熊谷高幸著、1900円)が、10月3日に新曜社から刊行された。
著者は自閉症の研究者だが、ここ数年、心理学的視点や手法を用いた日本語の研究にも携わり、一昨年上梓した『日本語は映像的である』(新曜社)は、斬新な日本語論として反響を呼んだ。前者から必然的に生まれたテーマが「タテ書き」だった。・・・・・・
掲載紙ご担当者の方には心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
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