新刊 古田徹也『それは私がしたことなのか』
古田徹也 著
四六判280頁・定価2520円
発売日 13.8.2
ISBN 978-4-7885-1344-0
8月2日配本、そして発売です。
それは私がしたことなのか 目次
はじめに
第1章 行為の意図をめぐる謎
1-1 「手をあげる」-「手があがる」=?
1-2 出来事を引き起こす心の働きとは何か
1-3 意図をめぐる問題―そもそも意図とは何か
1-4 機械の中の幽霊―ライルによる物心二元論批判
1-5 機械の―「心→脳」と巻
1-6 決定論を支持するかに見えたる一科学的な知見の検討
コラム① 心身問題の行方
第2章 意図的行為の解明
2-1 意図と信念の諸特徴
2-2 心をめぐる「一人称権威」は何を意味するのか
2-3 心の「隠蔽説」を超えて
2-4 行為の理由と原因
2-5 心は身体の中には存在しない
2-6 意図せざる行為の存在
コラム② 現代の英語圏の行為論の流れ
第3章 行為の全体像の解明
3-1 意図性の薄い行為―やむをえない行為、他人からの強制に従う行為
3-2 意図せざる行為①―「悪質な過失」について
3-3 意図せざる行為②―「純然たる過失」について
3-4 意図せざる行為③―悲劇と行為者性
3-5 意図せざる行為の全体像
3-6 行為の全体像
コラム③ 共同行為について
エピローグ 非体系的な倫理学へ
あとがき
索引
装幀――気流舎図案室
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