著者インタビュー 相沢直樹 著 『甦る「ゴンドラの唄」』
相沢直樹 著
甦る「ゴンドラの唄」
――「いのち短し、恋せよ、少女」の誕生と変容
四六判上製336頁・定価3360円
発売日 12.11.20
978-4-7885-1311-2
の著者インタビューが、1月6日 2013年 日本経済新聞「あとがきのあと」に掲載されました。
・・・・・・「ゴンドラの唄」は1915年、島村抱月率いる芸術座がロシアの作家ツルゲーネフの小説「その前夜」を舞台化した際に劇中歌としてつくられた。ロシア文学の研究者としてツルゲーネフの日本での受容史を研究する過程で、このことを知った。「はじめはこの歌とツルゲーネフが結びつかなかった。調べているうちに、意外な事実や時代ごとの変化が見えてきた」
「その前夜」はモスクワの貴族令嬢とブルガリア男性との恋物語だ。芸術座の舞台では、2人が訪れたイタリアのベネチアでの場面で、ゴンドラの船頭が「ゴンドラの唄」を歌う。
ここで研究者ならではの疑問が浮かんだ。・・・・・・・
掲載紙ご担当者さまに心よりお礼もうしあげます。
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