書評 『3.11 慟哭の記録』
金菱清 編
東北学院大学 震災の記録プロジェクト
『3.11 慟哭の記録』
――71人が体感した大津波・原発・巨大地震
12.2.20
978-4-7885-1270-2
46判560頁・定価2940円
が雑誌・新聞にとりあげられはじめました。
「五百頁を超す大部の本だが、あっという間に読破できるのは、この未曾有の体験がもっともらしい「大文字」言葉ではなく、すべて「小文字」言葉で書かれているからである。それが比類のない切実感となって読者を圧倒する」4月21日付「週刊現代」で佐野眞一氏にご紹介いただいたのをはじめ、
4月8日河北新報社会面にインタビュー記事掲載
が掲載されました。
http://www.kahoku.co.jp/news/2012/04/20120408t15013.htm
また共同通信配信で色川大吉氏の書評が各新聞に掲載されております。
「日本民衆史に残る体験」
東日本大震災は千年に一度という経験で、このとき庶民が何を考え何を訴えたかを知ることは、私たち民衆史に携わるものにとって極めて重要な機会である。本書は巨大地震、大津波、原発事故に遭遇した71人の被災者が、直接に万感の思いをこめて記録したものだけに特別の価値をもつ。
「おじいさんは大好きな海に帰ったんだ」と祈るように記した宮城県石巻市の丹野さん、「祖母の手を放してしまった」と悔恨の情をつづった七ヶ浜町の渡辺さん、「夢半ばで逝った息子を想う」とつづった名取市の小原さん、津波に流されながら生き延び、「供養碑の下の石を拾い集める日々」を書いた岩手県大船渡市の記録などは、未曾有の体験だけにその価値は日本民衆史に残るものである。・・・・・・・
評者の先生がた、掲載紙・誌のご担当者さまに心よりお礼申し上げます。
ありがとうございました。
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