書評 浜崎洋介 著 福田恆存 思想の〈かたち〉
浜崎洋介 著
『福田恆存 思想の〈かたち〉』
――イロニー・演戯・言葉
11.11.22
978-4-7885-1263-4
46判428頁・定価4095円
の書評が「福田恆存という人間の核心とは何か」として、2012/2/11日付「図書新聞」に掲載されました。評者は新保祐二氏。
・・・・・・では福田恆存という人間の核心とは何か。著者は「近代日本という条件を前にして、もはや自明の故郷・伝統に見放されている自己を自覚しつつ、なお残された生の手応えのなかで、自らの根と宿命を、そして、それを信頼する倫理を見い出すこと」と書いている。すぐれた批評とは、批評した対象から大きな課題を引き継ぐものである。本書の著者は確かに、福田恆存から宿題を与えられた。この宿題を、今後の道程でこの若い文芸批評家がどのように果たしていくか、大いに期待すべきだろう。
掲載紙ご担当者、評者の先生に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
« 書評 八木宏美 著 しがらみ社会の人間力 | トップページ | 新刊 平石典子 煩悶青年と女学生の文学誌 »
「書評」カテゴリの記事
- 書評 菅沼 明正 著『流転する伝統』@千葉日報 2026年5月26日付ほか(2026.05.27)
- 紹介 「毎日新聞」2026年5月4日付「今を生きる、今を書く:今読むべき一冊(その5)」=町田樹/67(2026.05.12)
- 書評 ポール・リクール 著 山野 弘樹 訳『イマジネーション講義』@2026年5月8日付「週刊読書人」(2026.05.08)
- 書評 菅沼 明正 著『流転する伝統』@朝日新聞 2026年5月2日付(2026.05.07)
- 書評 巽 美奈子 著『〈栄養〉の誕生』@京都新聞 2026年4月26日付(2026.04.27)


コメント