新刊 平石典子 煩悶青年と女学生の文学誌
平石典子
煩悶青年と女学生の文学誌――「西洋」を読み替えて
12.02.15
978-4-7885-1273-3
A5判360頁・定価 本体4200円+税
の見本が出来ました。配本は2月9日。書店さん店頭には14日、15日頃ならびます。
本書は、明治中期から後期において、日本の文学のなかで新しい若者像がどのように形成されたのか、ということを明らかにしようとするものである。明治の日本は、突然世界史のなかに組み込まれ、十九世紀の進歩史観に基づいて、「近代文明」への階段を登り始めた。そのなかで、「近代文明」の在り処である「西洋」の文学が若者たちにどのような影響を与え、彼らの自己像および他者像の形成に関わったのか、ということに焦点を当て、比較文学的なアプローチでの究明を試みる・・・・・・
《本書はじめに》より
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