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近刊情報 摂食障害の語り 中村英代

メール版新刊案内、2011年6月末にご紹介いたしました『摂食障害からの〈回復〉』、
『摂食障害の語り』の書名となりました。

10月6日見本予定です。

著者中村先生には、社会学会にチラシをお運びいただいたようで恐縮しております。
ありがとうございました。


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摂食障害の語り

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中村英代 著
四六判上製320頁・予価3360円(税込)
ISBN 978-4-7885-1251-1 C1036
分野=心理学・人間科学

◆当事者が語る回復の物語

摂食障害とは拒食症、過食症の総称で、「痩せたい」「スリムになりたい」と
ダイエットを始めたことから深みにはまり、食べては吐くを繰り返し、死に至
ることもある深刻な病いです。日本では女子高生・女子大生の50人に1人が過
食症ともいわれ、実態解明が急務です。これまでは「なぜ摂食障害になるか」
という原因論の研究がほとんどで、「どのように摂食障害から回復するのか」
という〈回復論〉は断片的な情報しかありませんでした。本書は自ら摂食障害
を克服した社会学者である著者が、回復者20人にインタビューし、重い障害か
ら実際にどのように回復のきっかけをつかんだのか、肉声を交えて初めて明ら
かにしていきます。摂食障害の患者さん、家族、医療関係者に贈る希望の書。

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