反省 見本日 配本日 書店に並ぶ日
前回、『フェルメールのカメラ』を紹介したのですが、お客様から問い合わせを受けたという書店さんからの電話を私だけで2本! 受けました。・・・・・・すみません、今日配本日ですので、書店さんに入荷はまだなのです。お客さま、まことに申し訳ございませんでした。
事前告知を9月末に朝日新聞サンヤツでするわ、新刊できました! と配本前につぶやいてしまうわ、とかなり迷惑かけどおしで、反省しております。
いつ新刊ができたと告知するのがベストなのか、見本日か、配本日か、書店到着日か、いまだ悩んでいるところで、以前書いた記事をもういちど掲載します。
Q8.配本日について
A8.
小社ホームページ「トピックス」に新刊の委託配本日を記入しておりますが、
「配本日とはなにか、発売日とは違うのか」という問いあわせがございましたので、少々説明させていただきます。配本日とは出版社が新刊を販売会社(取次、いわゆる問屋さんです)に搬入する日のことをいいます。そして、ここから書店さんに届くのに数日かかります。
ですから書店さんの店頭に並ぶ発売日とは数日、場合によっては1週間も違うことがあります(あくまで小社の場合です)。書店さんにいつごろ並ぶかは、その書店さんがどこの販売会社(取次)と取引があるかで、経験上、だいたい検討がつけられます。小社の書籍を比較的多く置い てくださっている書店さん(常備店といいます)とその取引販売会社(取次)を近日中、ホームページ上で公開しようと思っています。
小社の場合、取引のある販売会社(取次)は9社ございますが、
新刊を配本している販売会社(取次)は、トーハン、日販、大阪屋、太洋社と4社ございます。
配本日に新刊が搬入され次第、この4社はそれぞれの取引書店へ送品いたします。小社が新刊を委託している販売会社
トーハン、日販、大阪屋、太洋社小社取引販売会社
トーハン、日販、大阪屋、栗田、中央社、日教販、親和会、太洋社、協和出版、八木書店(03.12.10)
この記事にさらにつけたすとすれば、配本日に先立つ「見本日」というのがございます。新刊ができまして、販売会社に持っていき、そこで配本日を決定します。見本日から通常、中3日、3営業日あけて配本(販売会社への納品)となります。この3日の間に搬入部数の決定、そして搬入トラックの手配などをしております。
まあ長くなりましたが、確かなのは「配本日」。そこからは地域差など他の要因があり、かなりずれがありますが、書店さんに並ぶのはいつかをつねに意識ながらやっています。以後、さらに気をつけてまいります。
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